気がつくと、前回のブログが3月の池原釣行ということで2ヶ月経ってますね(笑)
昨年から高校時代の連れに誘われて行き始めた池原ダム
昨年1回、今年は今回で2回目です
今回は、スポーニングにも絡む5月25日(金)と26日(土)
いつも通り、2日間の予定での釣行です
初日は、2馬力レンタルを借りての単独釣行
5月の池原は、これまでの釣行の中でも一番の透明度で迎えてくれました
夜明け前の3時に予定されるトンネル工事を避けるため早めに通過し、朝の5時まで仮眠できる時間に到着した訳ですが、途中の山道での気温は11℃程度
レンタルボートであれば、長袖の上にパーカーを羽織れば何とかなるレベルではありますが
いつもお世話になっているトボトスロープのスタッフさんの話では、魚はとにかく深いと…
魚は、まだ上がってきていないらしい
いかに透明度が高いと言っても素人では見つけるのが困難なレベルの深さ
初日は、その情報を裏付けるように、まともなサイズを見かけることも無く
バンブルシャッドでサンマル後半を釣るのがやっと…
何も起きないまま午後に入って
ワンド内の流れ込み周辺で、涼みながら少しマッタリと
透明度の高い湖面と岩陰で感じる流れ込みからのマイナスイオン
琵琶湖の北の風景も良いですが、池原も最高ですね
結局、一日目は小バスを4匹ほど釣るのが精一杯でした
夕方6時までの予定で、最後の最後にドラマ魚になっても良いクラスのゴーマル確定を、岩盤沿いの立木の根元からネコで捻り出したのですが…
やり取り中に風でボートが岸に寄り過ぎたので、エレキの操作をするために魚を無理に反対に振ったところで
フッっとフックオフ!?
エラ洗いにも突っ込みにも耐え、あとは顎を掴むだけだっただけにちょっと残念
まあ、不思議とあまり悔しさは残らなかったので、別の筋で釣りしている連れには”ゴーマルバラしました(笑)”とだけ連絡
今回の釣行は、時期的にも狙いはゴーマルでは無かったのも、バラしたことへの悔しさが残らなかった理由かもしれません
最後は、連れがフットボール体型のロクマルを見かけたというポイントを流してみましたが、回遊の魚のようでお目にかかることはできませんでした
結局、何も成果が無かった一日目は、いつもの様にきなりの湯で温泉&食事
普段は飲まないのですが、ここではいつも唐揚げ定食と生ビールが定番です
デザートにアイスと草もちの豆大福を食べた後、四人部屋の素泊まり宿舎でゆったりと二人で休息できました
そして2日目
ボートは準備出来ていますので、5時過ぎには出船
連れのボートでのタンデム釣行
午前中は、魚を探して備後・坂本方面へ
今回は、連れが珍しくスピニングを持ち込んでいました
岩盤エリアの岸際でのピクピクが効いて、40アップ前半までの魚が調子よく食ってくる状況
前日は、なかなかバイトまで持ち込めなかったそうだが、何が違うのかな?
やってみる?って言われましたが、とりあえずいいやって断りました(笑)
デカいのはやっぱり深いだろうからってのが一番の理由
ピクピクやるならネコで可能性を残したいっていう本音です
魚が深いことから、流す釣りでは得意のセンコーは魚まで届く前にピックアップしなければなりません
昨日の単独釣行時でもイマイチ反応が悪かったので、2日目はほぼ封印しました
今回代わりに活躍したのが、ネコと今年3月にも活躍したバンブルのスコーン(改ウィードレス)でした
大岩周りで回遊してきた40アップ後半と思われたバスに、試しにボートの真ん前でネコをアプローチ
そりゃあ、無視だよね…
何匹か子バスのスクールがある中、さっきの40アップと思われるバスがふらっと現れ、シャローに向かうのが確認できました
岸際に絡むなら口を使うかな?と思い、岸に溜まった流木の際にネコを投入
魚は見えていませんが、着底後のシェイクにバイト
見えていない周りの子バスかも?と思いながら合わせるとまあまあ引く
おっ!40アップ食ったじゃんって思って寄せてくると、意外に大きめの魚でした
ネットインした魚体はゴーマルありそう
一応、54ありました
水中のバスの見え方で比べると、前日に取り逃した魚はもっと大きかったな…と
昨日よりも少しだけバラしたのは勿体なかったなという思いが(笑)
まあ、しくじったのは自分なので仕方ないです
とりあえず、ゴーマルも釣れたことで少し余裕が出てきてました
連れがピクピクを極めている間に、ネコ&スコーンで深場を探ることで、二人で分担して状況を掴んでいく作業
やはり、40くらいまでは浮いているが、それ以上は見えるか見えないかのところにいる様子
そんな中、小さなインレットの絡む沢山の流木が溜まっているポイントで、連れがピクピクで魚を掛けた時
流木の下の折れた立木の脇に、明らかにロク超えの魚を発見
しかし、流木が覆いかぶさっているのでオープンには狙えないし、影になって魚を常時はっきりとは認識できません
♂は見当たらなかったのでスポーニングとの絡みが判断つきませんでしたが、このクラスの♀にチャレンジできるチャンスはそうそう無い
流木越しにサイトで狙うと、バンブルスコーン改のフォール後の跳ねに反応あり
しかし、立木は水深3mくらいの小さなフラットの角に位置していて、手前は一気に10m以上落ち込む岩盤
跳ね上げたバンブルは、2アクションで奈落の底
それでも、アクション毎に頭を下に向けてゆっくり追いかけていく白い腹をした巨体を確認できました
これは食うかも?って思いましたが、結局そのまま深い方へ潜って行ってしまいました
戻って来なかったら、スポーニングとは関係ない魚だったのかな?なんて話しながら、しばらくスポーニング時期の魚の動きに関して語り合っていました
そして、戻ってきたらチャンスがあるかもね?なんて言いながら確認してみると
あれ、アイツ戻ってない?
あの、立木の横の…
気づくと、近くに40くらいの♂もいたみたい
♀が先に反応する状態がスポーニングのどのステージなのか分かりませんが、さっきの反応なら攻め方次第で♀が釣れる可能性が高い気がしていました。
魚の目の前から移動しない位置でアクションできるよう、流木を利用して再度アプローチ
そして、フォールからのピンポイント跳ね×4回くらいで
カツンって感じの小気味よいあたり
♂が先に反応しているかも?
それとも食ったのは♀なのか?
半信半疑ではありましたが
(あっ)食った…
って感じでフッキング
流木を跨いでいるので敢えて2~3mほどラインを出した時、深場に向かって一瞬の突っ込みを見せる巨体が見えました
一転、立木に巻かれないよう半ば強引に流木の塊の上に抜き上げました
結構20ポンドって強いね
切れなくて良かった(笑)
連れに流木の上に横たわる魚体を掬ってもらって、ネットに収まらない様を見た瞬間
あら?ロクマル超えなのは分かっていたけど、見たことないレベルの太さだぞ
正直、何じゃこりゃ?
ってのが第一印象
不思議と釣れた後には震えとかは無かったのですが、これから狙うぞって時には足が少しブルブルっとしたのを思い出しました
俗に言う武者震いってやつだったんでしょうかね?
そして
ネットインした後に、連れがおめでとう!と言いながら握手してくれたのは嬉しかったですね
良いヤツだなぁ、ホント…
本当は、自分でも狙ってみたかっただろうに
とりあえずスロープで測ってもらおう!って連れが言うので、サイズを確認する前にライブウェルに入れようとしたのですが
全然真っ直ぐ入らんし…
何とか体を曲げて入ってもらって、すぐさまスロープへ直行
スタッフさんを呼びに行って測ってもらうと
画像では70手前になっちゃっていますが、キッチリ口閉じ&ビッっと尾開きで67(.5は切り捨て)でした
重さは6,270gとのこと
サイズでは7cm、重さでは約2キロの更新です
やっぱり、ロクマルもここまで来るとバケモンだなぁ
更には、同じくらいのサイズで8キロオーバーとかが釣られているっていうのが信じられませんね
普段は敢えてネストで釣ることはしませんが、こういう魚に出会えることも口を使わせるタイミングを得られることも、池原と言えど貴重だと聞きました
運も実力の内、持っているか持っていないか?の違いだと
正直この魚に出会うまでは、届くところにデカバスは上がってきていないって思っていたので、この魚を目の前にして狙わないっていう選択肢はありませんでした
次はいつチャンスが巡ってくるか分かりませんが、今回のこの魚でハードルがかなり上がったのは確かです
そして、今度の更新は琵琶湖にしたいなぁ、なんて思ったりしてね
その後は、連れに自分が以前教わったサイト(ネスト以外も含め)の釣りをレクチャーをしたり、逆にトップで釣る!という楽しさをシャチホコパルスコッドフィッシュで見せてもらったり
また、初日に取り逃したゴーマルポイントのチェックや、連れが見かけたロクマルを追いかけたりと
次を追い求めてみましたが、デカいのと対峙するチャンスは巡ってきませんでした
今回も池原攻略の為に考えたバンブルのウィードレススコーンで釣れたのは嬉しいことの一つではありますが
思い返してもよく食ってきたな~って感が強くて、チャンスをくれた連れのおかげであり、運も良かったなぁっていうのが今回の池原釣行の全ての様な気がします
いつもながら、連れとトボトスロープのスタッフさんには感謝しかありません
これから、本格的にトップやビッグベイトも効くシーズンに入るでしょうから、連れのバラムフィッシュも楽しみなところです
まあ、聞くところによるとバラムもかなりスレちゃったみたいですけどね…
また誘ってくれると言うので、仕事と家族が許してくれる範囲でチャレンジしていこうと思います
琵琶湖の北のチャレンジも行かないとなぁ









