いつの間にか四月。日々があっという間だ。
春を感じると、その先の夏が浮かび顔が歪む。夏嫌いはそれぐらい敏感だ。皆に気付かれないように年々冬を引き伸ばしたい。
継続を信じる。感情に左右されてもだ。
日常の小さな幸せをかき集め、瓶に入れておきたい。割らないように気をつけなければ、だ。
不安な夜が恐い。逃げ出したいが、何処へ逃げればいいのか分からない。
ピアノを弾きたい。時間を気にせずピアノを弾きたい。
届くと信じる。馬鹿みたいに祈りたくなる。
あれもこれもしたい欲しい、と欲望が騒いでいる。図書館へは連れていけないだろう。
僕はごつごつした日々が割と好きなのだが、最近どうもそうではない。全ては気の問題だと理解しているが、気のコントロールには邪念がうじゃうじゃ絡んでしまう。恐らくここ数年、精神論と闘っている。
夕暮れ時に仄々過ごしていると幸せだ。ふと、もしや自分は課せられていたのか?と考え、アナーキスト精神が騒いだ。
大丈夫、問題ない。そうして一日を振り返り眠る。安心を手に入れよう。
憂鬱が漂っている。ふわりと浮かんでしまいたくなる。
二月が舌を出してこちらをちらり。
悪循環だろう。半ば猪突猛進なのかもしれない。跳ね返るスピードを想像すると同時に、浮かび上がる感情に嫉妬している。
変わらない恐怖が頭から抜けない。然れど狂おしく。
死角を見落とさないように気を付けなければ。心掛けは常にだ。
明日ある内に覚まそう。
あと一息、あと一息、全てに対して足したい。