●南房総市立千倉中学校としての最後の卒業式に出席しました♪
僕が卒業した南房総市立千倉中学校(僕の時は千倉町立千倉中学校でしたが)の卒業式に出席してきました。
実はこの千倉中。隣の中学校である白浜中学校と、新年度に合併して、南房総中学校になります。
ですから、今回が千倉中学校としては最後の卒業式。
今回は子供の親としてではなく、僕が学校の評議員なので、来賓としてお呼ばれしたんです。
コロナ前にもやはり評議員で出席していたのですが、コロナ時代は3年間、来賓なしの卒業式でした。
ですから久しぶりの卒業式。
僕の2人の娘も千倉中卒業なので、彼女たちの卒業式にも勿論出席しましたし、小学校のPTAの会長の時も来賓としてお呼ばれしてましたので、自分の卒業式以外に5~6回は出席しています。
千倉中は校歌がいいんです。
館山の高校に入った時に、他の中学校からの生徒が千倉中の校歌を知っていましたから。
しかし、卒業式っていいですね。
答辞は男の子でしたが、心に響く素晴らしい答辞でした。
「さよなら」ではなく「また会おう」と言って別れよう・・・みたいな内容で答辞を締めていました。
僕もウルウル来ましたよ。
式の最後の方で卒業生が合唱をします。
指揮者とピアノは女子生徒でした。
僕の席の目の前が卒業生男子生徒の席。
指揮者もピアノの女子生徒も良く見えました。
合唱が始まると、固い顔をしていた男の子たちの何人かがハンカチを出して涙を拭いながら歌っています。
自分の子供でなくても「3年間良くがんばったな」と声をかけたくなります。
指揮の女子生徒も瞳から涙を溢れさせながら、でも笑顔で最後まで指揮棒を振っていました。ピアノの女子生徒も最後までミスせず、伴奏をこなしました。褒めてあげたい。
のんびりやの長女の時は壇上でちゃんと卒業証書を貰えるか心配だったし、次女はそれこそ合唱の指揮者だったので、ミスせずこなせるか心配したり。
どちらにしてもハラハラ、ウルウルの卒業式でした。
流石に自分の中学校の卒業式は全く思い出せません。
当時とは建物も配置も変わっていて、当時の体育館さえ思い出せない始末。
逆に大学の卒業式を思い出しました。
大学の卒業式のあと、クラスの仲間たちと新宿に飲みに行って、何軒もハシゴして、段々友達も一人減り、二人減り、やがてお開きに。
京王線で一人になった時の心に穴が空いた様な、どうしようもない虚しさに襲われたことを思い出しました。
高揚したハイな気持ちから、ジェットコースターで急降下でブルーな気持ちに。
もう一生友達と会えない訳ではないけど、同じシチュエーションでは会えない。自分ではどうしようもないから、虚しい。
この子供たちの何人が将来、町に帰って来るだろう。
帰ってきて、働ける場所があって、結婚して、子供たちが増え、人口も増えるといいな。
都内から100キロちょっとしか離れてない、いい場所なんだから。