●浦安市で「宿泊税」導入へ♪
すでに東京都や京都府、福岡市、長崎市などで始まっている「宿泊税」ですが、浦安市が令和25年度以降に「宿泊税」の導入を検討している、と今朝の新聞に出ていました。
実は昨年、千葉県も県として「宿泊税」の導入を検討していて、委員会も設置されています。
この宿泊税。
その地域の宿泊施設に宿泊するお客様に課税されます。
宿泊単価のいくら以下はかからないとか、金額も100円だったり、500円だったり、バラバラ。
また修学旅行やビジネスにはかからないとか、いろいろです。
福岡県と福岡市の様に両方から宿泊税が課税されたり。
本当にバラバラです。
そして集めた税金は、そのエリアの観光の更なる魅力アップに使われるとのこと。
下は千葉県の資料です。
この資料を見てもわかるように、宿泊税を徴収している自治体は基本的に人気の観光地。
周りより、集客力があります。
浦安市もディズニーランドを抱え、千葉県だけでなく、全国でもトップクラスの集客力を持っています。
その他のエリアで、強力な集客力を持たない市町村が「宿泊税」を導入する場合は、本当に真剣に検討しなくてはいけないと思います。
魅力ある宿泊施設がたくさんあることは勿論最重要ですが、それ以上に周りのエリアに負けない魅力ある観光資源があり、優位で便利なアクセスが必要なのでは?と思います。
勿論、集めた宿泊税は観光資源やアクセス向上に役立てます。
しかし、観光地の魅力向上もせずに宿泊税を導入することで観光客自体が周りのエリアに流れてしまって減少してしまったら、元も子もありません。
宿泊税導入は導入前の観光地の魅力アップとセットで考えなくてはいけないと思います。
行政と観光施設とがタッグを組んで、真剣に地域の魅力アップを考え、実行することと並行して宿泊税を考えたいものです。