●千葉三越、千葉パルコの閉店♪ | 南房総千倉・魚拓荘鈴木屋 ・ さざえのつぶやき(ブログ)・ お魚料理をお部屋か個室で楽しむ宿♪ 

●千葉三越、千葉パルコの閉店♪

千葉県の県庁所在地、千葉市にある「千葉三越」が来年2017年3月20日で閉店とのニュースを見ました。それ以前にも「千葉パルコ」が今年2016年の11月末で閉店と聞いていましたので、ダブルショックです。

これで千葉駅近辺のデパートは「千葉そごう」だけになってしまいます。

寂しい限り。

理由は郊外の大型店にお客様が流れてしまったからだとか。

 

確かに「蘇我アリオ」、「三井アウトレットパーク 木更津」、「イオンモール木更津」、「イオンモール幕張新都心」、「三井アウトレットパーク 幕張」など郊外型大型店が新規オープンしたり、増床したりしています。

 

僕にとって「デパート」は「都会のあこがれ」みたいなものでした。

千倉で育った僕は、たまに遠くに出掛けると言ったら、千葉市内に住む親戚の家に行くくらいでした。すると親戚のおばさんが必ず、千葉駅に近くにある「そごう」に連れて行ってくれました。

そこでおもちゃ売り場に行って、動物のフィギュアを母に買ってもらうのが一番嬉しかった。

チーターやライオン、ゴリラなど、そごうに行く度にコレクションを増やしていきました。

デパートの上の方の階にある総合レストランでご飯を食べるのも非日常で贅沢な体験でした。

 

僕が大学卒業の頃は人気就職先として、デパートはかなり上位でした。

伊勢丹は慶應閥だとか言われてましたし、今の様に合併していませんから東京には三越、東急、丸井、西武、東武、大丸、そごう、松坂屋、高島屋など綺羅星のごとくデパートがありました。

新宿、渋谷、東京、日本橋、銀座、池袋・・・・・

どこに行っても、数軒のデパートがあり、賑わっていました。

僕自身は卒業後はホテルに就職するのですが、「丸井」の面接に2回位行きました。

最初は10名程度のグルーフ゜でディスカッションをしたのですが、自己紹介の時に早稲田や慶應の学生さんがいて、ライバル多いなと思ったものです。

西武や丸井などは文化の発信者としても秀逸で、TVコマーシャルも良く見ましたし、憧れの企業でした。

確かに丸井や西武は若者向けのイメージでしたね。

実際、新宿の丸井で初めてクレジット機能を持ったカードを作り、良く買物をしました。

当時、僕が利用していたのは新宿が多かったのですが、新宿には本館、ヤング館等数軒の丸井がありました。

 

渋谷ではやはり西武と丸井。

そしてパルコ。

パルコはそれらデパートとはちょっと違い、専門店の集合体でしたが、渋谷にはパート1、パート2と数軒のパルコがあり、お洒落なイメージでしたね。

大学2年の数か月間、渋谷の東急東横店の地下にあった「西村フルーツ」でアルバイトしていました。夕方はそれは忙しかったのを思い出します。

高級フルーツのメロンとか結構売ったんですよ。

 

当時住んでいた家から近い京王線調布駅前の調布パルコも良く行きました。

 

学校のあった池袋には西口に「丸井」、「東武」、東口に「西武」、「パルコ」、「三越」とありました。

大学受験で初めて池袋に来た時には、東口に西武、西口に東武・・・・・迷ったものでした。

 

当時、吉祥寺には関東で唯一の近鉄デパートもありましたよ。

その裏側はいかがわしいお店があるゾーンでしたが(笑)

吉祥寺には今でもパルコがあり、東急、丸井もありますが、かつては伊勢丹もありました。

 

毎日通った有楽町では当時「有楽町マリオン」がオープンし、西武と阪急が仲良く隣同志で営業していました。

でも数寄屋橋交差点の所には前からある阪急デパートはそのままありました。

マリオンの時計の前は待ち合わせのメッカでしたし、良く買物したなぁ。

 

千葉市内には組合や旅行会社の集まりで1か月に1回は行きます。

そごうの本屋さんとパルコの楽器屋さんとスタバ位しか行きません。

でもなくなると寂しいな。

三越は駅前の大通りに面してますから、あそこがなくなったら何だか変。

パルコだって公園に面していて商店街の入り口にあるので、やはりそこがなくなったら寂しい。

時代の流れとは言え、悲しい事です。

 

【魚拓荘鈴木屋】 鈴木健史 電話:0470-44-2811 http://www.gyotakuso.com/