「時間をかけて積み上げたものは、なかなか崩れはしないんだよ」
って言う人もいるけど。


でも、
ジグソーパズルだって、
ルービックキューブだって、

頭を悩ませて、時間をかけて、
時には諦めそうになったりとか、
時には誰かの智慧を借りたりとか、

そうやって完成させたアレコレも、

崩す時は、
一瞬。



1000ピースだって、
5000ピースだって、
崩すのは、
一瞬。


でも、
ぐしゃって崩した時に、
繋がったまま残るいくつかのピース。



それも崩すか、
それとも残すか、
好きにすればいいけど、


少なくとも、
繋がったまま残るピースが存在する、
って、
その事実は、
変わらないんだぜ、
って。


それまで誤魔化しちゃ、いけない。
昨夜、
久々の友人たちと、
久々に歌いに行って、
久々に馬鹿なことで盛り上がって、
すごく楽しい時間。


帰ってきたら、
今度は嫌なことがいくつか立て続けにあって、
もやもやしてなかなか眠れなかったりとか、
もぅ散々。



人生とか、
生活とか、
そういうナンヤカンヤは、
いいことがあれば悪いこともあって、
悪いことがあればいいこともあって、
必ず、
そうやってバランスが取れてる。


だって、
行きっぱなしのブランコなんて無いし、
フーコーの振り子は動き続けるわけだし、
万物衆生、
全てそうやって、
行ったり来たり、
揺れて、
戻って、
悩んで、
迷って、
ここにいて、
ここにいなくて、
そんで、
笑って、
泣いて。



中には、
自分は不幸ばっかで、いいことなんて無い、
って思ってる人もいるけど、

そんなんは、
端から見れば、
案外全然幸せだったりとか、
そんなもんだったりするし、

他人と比べて云々じゃなくてさ、
自分の中の揺らぎを、
もっと楽しめばいいし、
もっと悲しめばいいさ。



泣いたら、
だって、
いつかは泣きやむでしょ?


だってほら、
人間は、
泣いて生まれて、
そして泣きやむんだぜ。



そんなんの繰り返しで、
ここまで生きてる。



泣いたら、
今度は泣きやむ楽しみが待ってる。


笑ったら、
笑い終わるまで、楽しめばいいし。




行きつ戻りつしないブランコなんて、
誰も乗らない。



そうでしょ?
急な秋。

太陽はやたら照ってて、
空はやたら青くて、
それなのに風だけが少し冷たい。


ただ暑いばかりだった夏は、
記録的なくらいぐずぐずした天気の中で。
日々のいろんな上手くいかないことと相俟って、
なんだか何もかもがじめっとして。


一昨日から急に秋風が膚を刺激して、
その途端、連日の快晴で、
そんでじゃぁ、
何もかもはどうなるかな?



9月に入って、
もうすぐまた1つ齢も増えて、
1年でいちばん忙しい時期で、
デスクは書類の山で。


前任者の元データは間違いだらけで、
1日中、数字を付き合わせる作業は、
まるで一人きりで延々と神経衰弱をやってるみたいで、
10時間、12時間経つと、
本当に神経が衰弱しそう。


外は晴れで、
山が綺麗で、
人が歩いていて、
歌が流れていて。
誰かが何処かにいて、
俺も何処かにいて、
あのコも何処かにいて、
日々は続いていて。

あぁ、もう!
って思うことも、思わないことも、
うれしいことも、かなしいことも、
夏も、秋も、
そんなんも結局、
ただここにあるもの。


昨夜のんびり淹れたチャイがやたら美味しくて、
昨夜のんびり観た映画もやたら面白くて。

だから今夜も、やたら美味しいチャイをもっかい淹れよう。



ショウ・マスト・ゴー・オン。
ライフ・ゴーズ・オン。

何もかもが、
変わったり、
変わらなかったり。

結果は、
一緒。



今日は単に晴れていて、
数字は単に合わなくて、
課長は単に不機嫌で、
思い出は単にやさしくて、
俺は単にこんなんで。

だから、
日々が、
楽しい。



することは、
たくさんあるよ。