年金問題 ~僕は2000万円問題をどう見るか~ 前編
前回買い物についての記事を書きました。買い物には消費、浪費、投資の3種類があり、心を満たしたいのかお金を増やしたいのかで何を買うのかが変わってくるという話をさせて頂きました。今回も「ライフプラン」という観点で記事を書いていきます。ここ最近で話題になっている「2000万円問題」。これについて僕の思うところと、皆さんが具体的に何をすれば良いのかをお話しします。ただ、あまり具体的になりすぎると特定の方法や商品を勧めるようなことになりかねないので、考え方をメインにします。全員にとって他人事ではないですし行動が早いほど有利になるため、ぜひ1度読んでみて頂ければと思います。【目次】前編1.2000万円問題とは?2.自分の将来について計算する方法後編3.年金問題に対する対処方法【1】2000万円問題とは?もう少し時間が経ちましたが、6月3日に政府が「老後資金を公的年金だけではまかないきれないのでそれぞれ2000万円を用意することが必要」という報告を出したことで炎上しました。まず僕がそれを見た時の感想は「それはそうだ」「今さら発表する政府はもう少し早くそれを伝えるべき」「炎上する人々ももっと早く自分の将来について考えておくべき」というものでした。特定の誰かが悪いとかいう話ではなく「みんなが1度考える良い機会だな」と思ったという事です。年金制度と2000万円問題について要所を説明します。まず年金制度というのは1960年(60年も前)に出来たもので、この時の平均寿命が65歳でした。65歳で給付を受けるという事はつまり“平均寿命を超えた人には生活のための年金を給付しよう”というサービスです。平均寿命が65歳という事は半分の人しか年金給付を受けないという事であり、当時は現在よりも若い世代が多かったため年金制度としての財源も確保されやすかったわけです。しかしそこから長寿化、少子化が進むとどうなるでしょう?受け取る側は増え、財源となる労働者は減る。年金の受取額は減っていくと考えるのが自然です。また良く聞く“年金制度が破綻する”という件についてですが、これは現実には非常に考えにくいです。まず労働者がいなくなることはあり得ないという事と、年金の財源は僕たちの支払う年金だけではないからです。(その他にも理由はあります)次に2000万円問題の2000万円という数字についてです。これは65歳~95歳までの30年間について統計を取ると、夫婦無職世帯の平均収入が21万円、平均支出が26万円であることが根拠となっています。毎月5万円不足している。→年間60万円不足→30年で1800万円不足という計算です。次に95歳まで生きるという計算が妥当なのかという件について話します。平均寿命は10年ごとに2,3年ずつ延長しており、現在の20代の平均寿命が100歳を超えると言われています。そのため95歳というのは現実的どころか“甘い試算”である可能性すらあります。最近は「人生100年時代」なんて言われていますね。まとめると「老後資金に2000万円必要というのは決して言い過ぎではなく、むしろそれを問題視するには遅すぎると言っても良い」そして付け加えると「ただし、自分の生活水準と働き方によっていくら準備が必要かは異なる」という事になります。【2】自分の将来について計算する方法2018年12月の「あなたは自分の将来どれくらいのお金が必要か考えたことがありますか?」というアンケートに対して計算してみたいがやり方が分からない…33%考えたことが無い…32%計算したことがある…24%だったそうです。2/3は計算したり考えたことが無いという結果。1/4は計算したようですが、そこから「では○○をしよう」と動いた人がどれくらいいるのかは不明です。ただ計算したくても方法が分からない人もいるという事で、計算方法を簡単に説明します。ぜひやってみて下さい。仕事をいつまでするかで変わってしまいますが65歳で定年、その後100歳まで生きるという設定にします。実際には自分に合わせて計算してみて下さい。老後に必要な金額は(①年金受給額-②支出)×③年数で計算できますね。仮に-1000万円になれば1000万円足りないという事です。+1000万円になるならば余裕があるという事ですが、これはかなり珍しいケースです。①年金受給額このリンクから年金受給額をシミュレーションします。自分の貰える月々の年金額が分かります。②支出一律に計算する方法はありません。本当は僕のように家計簿を付けていると毎月の支出額がイメージできるのですが、そうでない場合は家賃やその他固定費などからざっくり出してみましょう。③年数通常通りであれば35年で計算します。定年がない方なら自分で仕事を辞める年齢を決めて100からマイナスしてください。もし早期リタイアしたい場合は50歳とかで計算するのもありです。すると、年金以外に自分で準備する金額が大まかに出てきます。1度出してみた後で“やっぱり生活費はこれくらいにしておこう”とか“ちゃんと定年まで働こう”とか考えるのも意味があるので、1度計算してみましょう。【最後に】今回は年金と2000万円問題についてお話ししました!長すぎると皆さんも疲れるかと思い、前後編に分けてみます。次回はどう対処するかのお話です。最近少しずつライフプランに関する相談を受けるようになってきたように思います。今回の件を将来を考える1つのきっかけとして捉えて頂くと良いかと思います!このブログでは美容とビジネス(自己啓発)の記事を交互にアップしています!男女問わず、記事を読むたびに少しずつ人生が豊かになる場所を目指します!これからもよろしくお願いします!