DYの基礎知識④ | ドクターイエロー!

ドクターイエロー!

ドクターイエローを中心に、レアな鉄道の情報をお知らせします。

今日は、4年に1度しかない日なので、記念に記事を書きます。(笑)


DYについて、最初に書くべきことを忘れていました。(笑)


◎DYの本名 「新幹線電気軌道総合試験車」

         ドクターイエローは、愛称です。


◎形式     「923形」


◎編成記号  「T4・T5」(Tは「Test」の意味)


◎停車位置  一番前まで進んで停車します。



この写真は、東京駅です。1番奥まで進んでいますね。


下りの場合は問題ありませんが、上りの場合は16両の普通の新幹線とかなりずれが生じます。



ご覧のように、14号車の位置に5号車が停車するのです。


◎パンタの昇降

 DYののぞみ検測は、パンタも検測するので、東京駅ではパンタの昇降が見られます。

 通常の新幹線は、基地で一旦パンタを上げたら、その日の走行が終了するまでパンタを下ろすことはありません。しかし、DYの場合走行が逆になるときに、検測パンタと集電パンタを入れ替える必要があるのです。

 「East-i」(愛ちゃん)の記事で、見ていただきましたね。

 この様子は、新大阪で走行が逆になる場合も見られると思います。


 また、こだま検測でもパンタの検測がある「3の倍数月」は、この様子が見られると思います。

 おぉ、明日が3月だった!(笑)

 近くで見られる人は、パンタを照らすライトが点いている様子をぜひ見てください。


◎DYの走行期間

 ざっくり書きますと…

 春…T4

 夏…T5

 秋…T4

 冬…T5

となっています。もちろん、回送・試運転は除きます。

 私は、毎年T4が走行を始めると「春になったなぁ」と感じます。(笑)

 しかしこのことは、小さい子のいる人は、絶対に口に出さないでください。

 「さくらが咲いたら」や「雪がとけたら」なら、情緒のある日本人としていいのですが、「T4が検測を始めたから」などと言おうものなら、友達や先生からドン引きされるからです。(笑)


では、また。