ここでは単なる収納の話や家具の話を取り上げるのが目的ではなく
インテリアで今までの暮らしをアップデートさせたいということが目的です。
ですから家が古いとか新築だとかではなくインテリアの考え方、インテリア家具の選び方について
私なりの決め事をお伝えしようと思っています。
もちろん考え方は人それぞれですのでここで言うことが全てではありません。
では、どこから手を付ける、どこから始めたらという話をします。
まず、現状の住まいのインテリア要素を書き出してみましょう。
すると使っていない収納や家具、場合によっては使っていない部屋までがでてくると思います。
そうなんです、何かを足すことを考える前に整理をすることが最優先なのです。
そしてこれが一番難しいのはものに対する執着心があるため捨てられないからです。
さらに使われなくなった部屋や収納には使いづらい理由があるということなので
なぜ使わなくなっているんだろうと考えてそれから使えるようにするためには
何をしたら良いのだろうかと分析していってください。
すると古いタンスがじゃまになっているとか、壁にカビが付いているとか
照明も古いままだったりといろいろ見えてきます。
そうなんです。暮らしを変えるということは現状に向き合って
時間をかけてでも解決することから始めなくてはならないということです。
こうなると生半可な気持ちではできません。
ですから自分をアップデートしようとするマインドセットが必要だということです。
まわりにいませんか?
いつ家を訪ねてもきれいにしている人を。
逆にいつ行っても乱雑にしている人を。
「今度片付けるつもり」と何度耳にしましたか?
でも完璧な人は私も含めていません。
私も「今度片付けるつもり」と何度も言っています(^_^;)
ですから時間がかかっても良いので出来るところから
計画的に整理していきましょう。
私は空間を活かすため真っ先に取り組んだのはテレビを壁掛けにすることでした。
その後片付いた空き部屋を仕切ってウォークインクローゼットにしたり
収納ボックスを棚板だけにしてとにかく場所を狭くするボックスの類を次々と
空にしていきました。
そして整理が一段落したら、いよいよインテリアに取り掛かるのですが
ここで大切なのはグレードの統一化です。
そして空間を活かすために設置する家具は少なくしましょう。
良いものをできるだけ少なく置く!
足し算より引き算が大事!
これを覚えておいてくださいね。
では次回はインテリア家具の色(カラー)について触れさせていただきます。
MENU |
フロートテレビボード | CADデータ集 | お問い合わせ |
【家具設計の基本と応用】家具設計のプロが設計のポイントをスケッチをしながら解説 |