家の新築は人生の中で最も大きなイベントです。
夢が現実になるのですから嬉しくないはずがありません!
と言いたいのですが、建てて数年も経ってくると
ああすれば良かったとか、こうすれば良かったと思うことが個人差はあれ
必ず起きるんですね。
自分の場合は、トイレを2階に設置しなかったことなんかは悔いたものです。
それとは別にシステムキッチンや洗面室の化粧台、お風呂は
ハウスメーカーで決められていたので特に疑問もなくお任せしていたのですが、
10年も経った頃にはキッチンの買い替えを検討するようになったことを思い出します。
それに今になって思うことは、予算内で家を建てるのが精一杯でしたので
妥協せざるを得ないことが多かったなぁということです。
それでも家を持つことができたという喜びが勝ることは言うまでもありません。
「新築は妥協の産物」と言いましたが
これは当然どこに依頼するかで変わってきます。
設計事務所なのか、工務店なのか、ハウスメーカーなどで大きく変わるからです。
特に内外部のインテリアを思い通りにしたいと思ったならば
設計事務所が柔軟に対応してくれると思います。
工務店であっても外部に設計を依頼している場合が多いので
こちらも対応してくれるでしょう。
一つ気がかりなのがハウスメーカーです。
これは規模的に大きいため「しばり」がどうしても多くなります。
その理由は家の品質に問題が生じないようにという理由があるからです。
設計事務所、工務店は確かに自由度は高いのですが
品質に問題がないかと言われれば残念ながらハウスメーカーには劣るという印象が
あります。
ハウスメーカーは「しばり」によって注文住宅でさえオプション工事を受けたがらない
傾向があります。
ですが
リフォームに関して言えば、制限は限りなく少なくなります。
ただし、家のクレームが最も多いのもリフォームなんですね。
いずれにしてもクレームが多い建築。
知識を得ることで自己防衛したほうが良さそうです。