単調 | Death was the ancient Beast

Death was the ancient Beast

ギター弾き。央のゆびきたす

レッドツェッペリンの「Stairway To Heaven」という曲がある。

今、まさにツェッペリンを聴いて書いてるんだけども。

ロック史上における名曲とされており
今日も世界中で賞賛されているものだ。

または「淡々としていて退屈窮まりない曲」
として名を挙げる者がいる。

どっちが正しいのかはわからない。
善意や悪意もあるだろうし、それこそ人に寄るだろう。


そう、今自分は退屈。

退屈だからこそ、よし気合い入れて何かをがんばるぞ!

ともなれば

退屈が自分を包み込んで腑抜けになる事もある。

人生にルールはないけど、人間のこのどうしようもない
心情変化は自由に仕切れない。


高級車で乗りつけ、高価な服を纏った人が金儲けの方法を教えてくれた。

とても憐れな気分になった。


「僕らはこれから勝ち組だ」

皆、「そうか」と目を輝かせる。


ああ、だからなんだ。

この人達と価値観を共有できないから僕は悲しいのか。


………




助けたい。そして、この行いには代償がない。
けれど悲しくなるのは何でだろう?

答えはあり、多分その通りだろう。

どうしても譲れないものがあるけれど

それさえも無くなった時には
一応のさようならを言わなければならない。

けれど、それは全く気を遣うものではない事だけは確かだ。