6月29日(火)の日記です。
 
仕事を終えてカミさんと一緒に病院へ車を走らせました。
昨日から岡山道が無料となり少しですが助かります。
 
昨日も三男の弟が母とその妹を連れて見舞っていて
オヤジはしきりに喋りたそうだったと聞いていたのでさほど深刻な気持ちではなかった。
 
19:00頃川崎医大病院に到着しました。
まだオヤジはHCUの部屋にいると思いガラガラっとドアを開けると
そこには見知らぬ人が奥さんと思われる人に付き添われ横たわっていました。
 
えっ?もう追い出されたん?
すみませんと謝り一般病室へ。
 
窓際のベッドにオヤジはいました。
顔色も良さそうで落ち着いていましたが、
今までと違い動かせる左手は縛られていませんでした。
その手によって点滴や下半身につながった管を抜いたようで
出血混じりの溶液でシーツが汚れていました。
すぐにナースステイションから来てもらい処置をしていただきました。
 
HCUにいる時からそうだったのですが
縛られていないと無意識に左手が悪さをしていたので、また縛られました。
やっと落ち着き色々話しかけました。
問いかけると答えたくて仕方ないのでしょう。
オヤジは『あの~あの~・・・(正確にはあろ~ですが)』って繰り返すのですが
言葉になるものは出てきません。
それでも『リハビリしたんか?』って訊ねると
『イハビイ』って答えてくれました。
 
あの~あの~の繰り返しばかりですが、時折言葉らしきものが混ざります。
三日前のことを思うとかなりの進歩です。
 
何を話しても理解してくれそうなので、
オヤジが何故こんな状態になっているのか説明してあげました。
『頚動脈の手術はうまくいったけど、そのあとに新たに別の脳梗塞になったんで。
じゃあけん、こんな状態になったんで。』って。
するとオヤジは『お~くぁ(そ~か)。』って理解してくれたようです。
やっぱり今まで分かってなかったんですね。
 
複雑な心境になったかもしれませんが、
何で動かない?何で喋れない?って思い続けるよりはいいでしょう。
 
オヤジは目が悪いのだが、メガネがずっとしまわれていたので
引き出しからだしてかけてやったり、はずしたりしました。
左手が縛られる前は自分でかけようとしたりもしました。
僕も目が悪いので、メガネがないと水の中で目を開けているような感じです。
 
時間も21:00をまわって同室の方にも迷惑なので
『ゆっくりでええから焦らずにやっていこうな。ヤケを起こすなよ。』って
カミさんと肩をたたきながら言いました。
『あい(はい)。』って答えてくれますが、内心イライラしているんでしょうね。
 
まだまだこれからです。