昨年の5月、別居を選んですぐのことです。

夫から、再び酔っ払いメールが届きました。

 

👨「これは、今後すごいことになるんだからな」

 

と送られてきたのは、なんらかのログイン画面とパスワード。

 

メッセージに従って、ログインを試みたのですが、メールアドレスが必要とのこと。

 

🐙「メールアドレスが分からないのでログインできないみたいです」

 

そう連絡をしたのですが、それから返事は来ず。

 

何のことか分からないまま、私も”すごいこと”の存在はすっかり忘れていました。

 

出てきた仮想通貨取引書のハガキ

 

その後、夫が自死してから、残された荷物を整理していました。すると、仮想通貨(暗号資産)取引所からのハガキが見つかりました。

 

🐙「もしかするとこれ?」

 

そう思い問い合わせをしてみた結果、多少の仮想通貨を所持していたことが分かりました。

 

妄想大好きな夫なので、10年後、20年後にとんでもない金額になる未来を想像して、私にメッセージを送っていたのだと思われます。

(実際はもちろん、大した額ではなかったです💦)

 

夫が生きているときは、いろいろな名義の変更で苦労しました。

 

でも、亡くなってからは、亡くなった事実を書類で各所へ送るだけで、情報が集まり、手続きを進められること、皮肉ですね。

 

携帯の名義も、車の保険の名義も、別居中は夫の許可がなければできず、対応してもらえないことにやきもきしていたのに。

 

銀行にしても、仮想通貨にしても、(夫は所持していませんでしたが)株式関係なんかもきっと、相続の場合は暗証番号やパスワードが分からなくても問題ない、とはじめて知りました。

 

唯一、パスワードが分からず、どうしようもできないのはパソコンですね。

 

中を見たいような見たくないような。

 

スマホにはログインできたのですが、あまり見たくない情報がたくさんあったので💧

 

心の準備がいつかできたら、データ取り出しサービスを、検討するかも知れません。

 

故人のパソコンやスマホの情報、みなさんはどうしているのでしょうか?