アスペクト〜月と土星〜

月と土星のアスペクトのついてです。

月のイメージ:
　素の自分、感情、何に喜び傷つくか、
　落ち着くものは何か、何にやる気を出すか

土星のイメージ: 

   枠組み、発展のための課題、努力、
　地固め

 

月と土星のアスペクトをお持ちの方の傾向をご紹介します。


感情を表す月と今までの伝統を守っていく土星のアスペクトをお持ちの方は

総じて責任感を持つ方や一般的な社会の中に通用する常識もしくは伝統を重視する方が多いです。


また、ご本人にとって変わったものを受け付けられない頑固さと努力を続ける意思をお持ちの方も多いです。 

 

月と土星が0度　コンジャンクション


このアスペクトをお持ちの方は、

無意識のうちに感情を抑制したり

伝統的なものを重視したりします。


生き物である以上、人の感情は繊細に揺れるものです。

その感情をできるだけ抑えようとしてしまうので、幼い頃から大人のようになる人が多いです。

比較的、世渡り上手で、子供の頃から成績がよくなりやすいです。


こちらは大人になっていくほどに安定していくアスペクトですが、他のアスペクト等をみて、感情を表現できる術を得られると安心ですね。


伝統的なものに関しては、

ご両親や子供の頃置かれた環境によりますが

習い事であれば習字もしくはそろばんなどをするようになります。

 

月と土星が180度　オポジション


このアスペクトをお持ちの方は、

感情を抑え込まれるような環境で育ちやすいか

もしくは常に感情を抑える必要があると感じやすいです。


多数決もしくは王道なことに合わせることを好み、

基準から外れる事柄や人を苦手とします。

子供の頃から卵焼きには醤油派か否か、

絶対に変わらないと言った感じです。


また親から言われた進路とかも選びやすい傾向があります。

ちゃんとしたルールやマニュアルがある会社と相性がいいです。

圧迫される現場でも、ルール等であれば対応し続ける強みがあります。


見本がないと進めない傾向があるので、自立心を養うことを忘れないようにする必要があります。


 

月と土星が90度　スクエア


このアスペクトをお持ちの方は、

責任感に対するブレが激しいです。


子供の頃であれば、委員長など

大人になればリーダーや親としての

当てられた役割を一般的な基準以上にに大きく果たそうとします。

親であれば、親として子供を守ろうとしすぎてモンスターペアレントと言われる可能性があります。


もしくは責任を果たすことを要求され続けた影響などで、責任から逃げようとし続けるか、です。


いずれにしても、人生のどこかで責任感とぶつかる可能性が高いアスペクトとなります。


 

月と土星が120度&60度
トライン&セクタイル


このアスペクトをお持ちの方は

程よく精神的に我慢強い方になります。

責任感もございますし、与えられた役割等に相応しい行いをします。


安心して役割と与えられるので

程よく出世もしやすいです。


ただやはりぶつかることを難しいアスペクトとなるので

言われたことや指示されたことを否定なくこなすイエスマンになることが多いです。

ご自身のためにもNoと言える術を持つとよいです。


 

120度と60度の違い

120度は自覚のなく使う部分が大きく、

60度は努力して身につけていく自覚のある、意識して使うアスペクトになります。

 

 

まとめ


総じて月と土星のアスペクトをお持ちの方は、全体的にあまり冗談が通じない感じが出やすいです。(冗談が通じないわけではないです)


特に基準が明確だとぶれにくいですが、悪く出ると頑固になります。


また幼少期に苦労される方も多いです。苦労した分、大人になる時に苦労しにくいです。

ただし抑圧されたものは、必ずどこかで爆発します。

どこかで月を癒す術を得ることを意識しましょう。


 

他の天体との組み合わせ、月と金星が入っている星座、ハウス、どの天体を強く使っているかによっても変わっていきますが、こちらはここまでで。

 
お役に立ちますように。