私たちは、近くの小さな居酒屋に移って話をすることになり・・・

そこでもマスターが

「オマエはうるさすぎる!」など夫に言っていた。

その後は、フォローに入ったり・・・

一生懸命マスターが盛り上げてくれるのが、ヒシヒシと伝わってきた。汗

そんな、マスターに言われた事を、ウンウンとうなずきながら、涙を流している夫だった・・・

「オレの事わかってくれるのは、マスターだけだから・・・」と浸っていた。

そんな夫を見て、この時の私は何も思わなかった。

少し前までなら、



(もしかして少しはわかってるのかな? 

もしかして、これからは怒ったりしないかな?

もしかして?・・・もしかして・・・・・・)



と淡い期待を抱いていたことだろう・・・しょぼん

でも、もうたくさんだった・・

もしかして・・・なんて淡い期待を抱いたところで、無理なんだ・・・


こうやって、いつも同じ繰り返しするぐらいなら・・・

どんなに夫が涙を流した姿を見せようが、反省した姿を見せようが、

いま、またやり直したところで、その先に私が泣いている姿があるからだ!


私の気持ちはすこしずつ違う方向に向かっていた。

たぶん、この時の頭の中は・・・・

良い悪魔が、「もう一度やりなおしてみたら?・・・・

あなたには我慢が足りないんじゃないの?」とささやいてる。



悪い悪魔が、「もう無理だぞ! 我慢したって同じことだ! ヤメテおけ!」とささやいている・・・・


こんな感じで頭の中はぐちゃぐちゃだったと思う。

そんな時だった・・・

一生懸命、盛り上げていたマスターの口から・・・・・ 

結婚前にマスターのお店で、夫が切れたときの事の話しになった・・・

マスター的には、あんなケンカがあったけど、結婚して今があるんだから・・・

この先、まだまだいろんな事があるんだから・・・・

と言う展開に持って行こうとしてたのだろう・・・・


そんな時・・・


夫は、

「僕が、あの時「カァ~」ときたのは、この子に「オマエの会社なんて潰してやる!」

って言われたから、頭にきて・・・・・」と言った瞬間・・・



私は凍った・・・・台風

あの時もそうだったけど・・・・

この人は、どこまで作り話しをするんだろう・・・・

本当に私がそんな事を言ったと、頭の中で変換されちゃっているんだ・・・・

さっき流していた涙は何?

いつも嘘ツキ・・・嘘ツキ・・・嘘ツキ・・・・嘘ばっかり・・・・



と思った瞬間、黙っていた私もさすがに呆れてこの時ばかりは口を開いた。

そして、私は聞いた?

夫が本当に私が言ったと、脳内変換しているのか知りたかったから・・・

「アナタが自分で言ってた言葉、どうして私が言ったことになるの?」と聞いてみた。

その瞬間・・・・

夫は机を「バァ~ン」とたたき立ち上がり、顔は鬼の形相で・・・・

座敷から降り、靴を履きながら・・・

「マスター もういいわ! もう無理やわ! もう離婚するから・・・!」と言い放った。



マスターが

「待てよ。落ち着けよ!」と言っても



「もう、こんなんいいわ! マスターがなにか言っても、もう変わらないから!

離婚するって決めた!」とまくしたてていた。



マスターは座敷に座ったまま、呆れたように夫を見た。



「わかった! オマエ もう帰れ!」


とマスターが言った瞬間・・・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ




夫は靴を脱ぎ、スタスタと座敷に上がり、元のところに座った。



(帰るっていったじゃん・・(@ ̄Д ̄@;))


私は、先ほどの夫が鬼の形相になって、机をたたいて立ち上がった時点で

涙目と言うより、涙が出ていた。がっ!・・・・・

あまりにも夫の行動にまたもや理解できなくて・・・

またもや、呆れてしまった・・・

そしてマスターが


「いいから、オマエ帰れ! もういいって言っただろ! 帰れ!」

「今からリナちゃんと話しするから・・・・

リナちゃん泣いてるし・・・・ オマエ 帰れ!」と言うと

夫は

「いや!・・帰らない!」と首を横に振っていた。



夫からすると、私が本当の事を言ったから、どうにもならないと思ったのか、

勢いよくしてみたものの、まさか自分を一番わかってくれていると思っていた

マスターにそんな事を言われるとは思わなかったのだろう・・・



マスターが

「リナちゃん、どうする?」と言われ、私的には、さっきの夫の行動で

夫と話しをしたくなかった。



やはり、こんなことの繰り返しだ・・・と思ったからだ。


「もういい・・・いつもこうだから・・・・話ししても、いつもこんな感じだから・・・

疲れた・・・この後はマスターと二人で話しがしたい」と言った。



マスターが夫に

「リナちゃんもこう言っているから、オマエ帰れ!」



「いや、オレは帰らない。それはマスターに言われても帰らない」と言った。



じゃぁ、さっきの行動はいったいなんだったの??ショック!



と思うほどに、帰ることを拒む夫だった。



そんな拒む夫を、マスターは外に引き吊り出した。



つづく・・・・

後日、このままではいけないと思い、夫と話し合いをすることになった。

マスターのお店で会うことになった。

バーなので、少し早い時間だと、お客さんもいないだろうと言う事で、その場所に決まった。

私としても、いつ夫が豹変するかわからない密室では、怖くて嫌だったからだ。

バーに着くと、まだお客さんはいなくて、いつもはカウンターに座るのだが、

夫はボックス席に座っていた。

夫は話し出した。



「元気そうだな。 君はどうしたいと思ってるの?」



「よくわからない・・・」



私は夫を前にすると、物事をはっきり言えなくなっていた。

頭の中では(こうなんだ!ああなんだ!)と色々と思うのだが、口から言葉が出てこない。

案の定、夫はペラペラと話し出したが、この時夫が何を言っていたのかは、あまり記憶にない。

たぶん、頭の中で夫が言うことに対して(えっ?どうしてそんなことになるの?)

みたいな事を考えていたんだと思う。


しばらくするとマスターがテーブルに来た。



夫から話しを聞いていないフリをしていたが、たぶん夫はマスターに逐一、話していたのだろう。

マスターが



「リナちゃん、たぶんコイツが悪いんだと思うけど、家に帰ったほうがいいと思うよ

夫婦は色々あるけど、乗り越えていかなきゃ・・・

それで、リナちゃんがコイツに言いたいことがあるなら、俺もここで一緒に聞いてあげるから

話してみたら? じゃあないと、コイツもわからないと思うし・・・」



とマスターは私に原因を話したらと提案しだした。


私はずっと泣きながら黙っていた。

本当の私を知っている人間がいたら、こんな私を見たらビックリするだろう。



頭の中はグチャグチャだし・・・ うまく言葉が出てこない・・・

どんな風に話しをすればいいのかわかならい・・・・・

いろんな事を考えて、うまく話しが出来ない事から話しをしようと思った。

おそるおそる小さな声で・・・



「あまり、うまく話しが出来ないの。 私が話した事で、いつ怒り出すか怖くて・・・・」




マスターが


「もし、怒り出したら俺が止めにはいるし・・・

コイツ、俺の事だけは怖いから大丈夫。だから、きちんと話してみな!」



と言った。

私は少し安心して自分の思ってることを、まとめが出来ていないまま、話すことにした。


「仕事がたまに遅くなったりして、食事の用意が遅くなったりすると、機嫌が悪くなって・・・・

そうすると、なんて説明していいかわからないけど、私自身を全否定するような事を言われたり・・・

怒鳴られたり・・・・」



と小声で話した。



マスターは



「ご飯~? オマエ 何考えてるんだ~? ご飯ってアホか?」と夫に向かって言った。

「いい大人がご飯ぐらい自分でなんとかしろよ! オマエなぁ~ 掃除・洗濯・食事の用意で

家政婦雇ったら、1ヶ月いくらになると思ってるんだ! 30万以上だぞ! それだけの給料払わないといけないんだぞ! オマエ、それだけリナちゃんに渡してるのかよ! そうじゃないなら、いい大人が子供みたいなこと言うなよ!自分でメシぐらいどうにかしろよ!」


と言った。


夫は

「いや~俺も悪いなと思ってるよ。 言い過ぎて悪いなとは思うんだけど~」


冗談ぽく言った。


マスターは



「なぜ、悪いな~と思う事を、オマエは口にするの?」


と怒ったように言った。



マスターは私の見方のようなフリをしていた。

フリなのか、見方なのかどうかわからなかった・・・



夫が一人でペラペラと話しているのを、脳のどこか遠くのほうで聞いてる感じだった。



私は、ただ・・・今おかれている自分を一生懸命保とうと、

左手の肘から手首までを、右手の爪でずっとひっかいていた。


あとで、その腕をみてびっくりしたのを覚えている。

ミミズバレになっていたからだ・・・・


こんな事をして、自分を傷つけている自分にびっくりした。



案の定、夫の2転・3転する話しで、

話しているうちにお店にお客さんが増えてきた。


マスターが、

「ここじゃ話しが出来ないから、違う店に移ろう・・・ ちかくに居酒屋があるから・・・」



と言って、マスターと夫、私の3人は近くの小さな居酒屋の座敷に移った。




長くなっちゃうので 続きは   次回に・・・・   

ごめんなさい。


義母の話しあいの前に、夫のメール攻撃あり・・・・

夫との話し合いがあってから、義母との話し合いでした。


ちょっと先走りしすぎちゃって・・・


なので、前回の続きではないのですが・・・

義母との話しあいになる前のことから書いていきます。








私は実家でしばらく過ごした。

ただ、実家にいても、心が乱れる事はただ一つ・・・・


夫からのメールだった。

夫からのメールは決まって夜中の2時、3時だった。


寝ている所に、夫からのメール・・・

神経が麻痺じゃなく・・・逆にピリピリする感じで・・・汗

一向に気が休まる時はなかった。


なぜ、こんな時間に・・・・



嫌がらせか? Σ(・ω・ノ)ノ!



当時の私はこのような事は思いもしない。

きっと、仕事が忙しくて飲んでて今の時間なんだ・・・・ 

なんてアホなことを思っておりました。



メールの中身は・・・・

題名  まだ

本文  考え中ですか?

などなど・・・



私が実家に帰った事に対して彼もあまり深く考えていなかったのだろう・・・

しかし、私はそんな夫からのメールが来るたび、動悸はするし・・・

気持ちがかき乱されるような感じにおちいって・・・・あせる

自分と言うものをようやく保っていた状態だったと思う。

実家に帰って1週間が過ぎたころ・・・・

夫から来たメールに・・・

またしても夜中の3時・・・ショック!

それも4回にわけて・・・・(4回も続けてくるから、確実に1時間・・・)

この人って?・・・・もしかして・・・・・・????

変な人!と思ったメールだった・・・

夫からのメール

1回目のメール (注 : 夫からのメールそのままなので、誤字、脱字は私ではありません)

本日、今後のことについてお話したいのですが、お時間は大丈夫でしょうか?

恐れ入りますがご連絡いただけますでしょうか?

ただ貴方のことは愛せるけど、お姉さんは今後も心許せないし、ゆるせません。

ごめんね。○○もプライドがあるから私が貴方にたいして恐怖心をいだかせたのは、誤ります。すいません。不器用だから。感情の表現がおかしかった。また、今まで経済的にも満足させることはできませんでした。



2回目のメール

かわいそうだな、○○なんかと結婚しなければ幸せだったかもしれないのにって何度も思った。でもそんな私と一緒になってくれたから、出来る範囲で一所懸命しようとおもった。

でも、からまわりしちゃった。すいません。 でもわたしはこのままでは終わらないよ。

今にみてろ~!って感じ。




3回目のメール

というわけで。最初のメールの通り話し合いしましょう。

いつまでもこの状態だと、わたしもつらいから。

最後に、おごる平家ひさしからずショウギョウムジョウの響きあり・・・・。平家物語より。貴方のお姉さんにこの一説を送ります。




4回目のメール

メール打って疲れた。 この携帯打ちにくいです。おやすみなさい。

でした・・・

私は3回目のメールで倒れそうになりました。

平家物語って・・・・

アンタ・・・・

そして・・・

今にみてろ~!って感じ。

って・・・ あまりこの先、アナタのこと見たくない・・・

ここで知性があるように見せたいのか?

わからない・・・

わからない・・・・・

夫の気持ちが全くわからない・・・・



姉に対しての怒りはわかった。

けど・・・・

こちらにも悪いところがあっただろう。

姉のところに私が逃げたため、そう思われてしまった姉こそ

いい迷惑だ。




ゴメンナサイ!  m(_ _ )m




しかし・・・


このメールでかなりひいてしまった私・・・

ほんと、からまわりしちゃうよ・・・・

今までよりも・・・・

次の日、母に夫からのメールを見せた。

反応は?

「変な人! ママにはこの人わかんない!」 ← 思いっきり捨てセリフ

私にもわかんないよ・・・・汗



そして、後日・・・メールの通り夫との話し合いに行くのでした。



そこで・・・    つづく・・・・

長い間、ブログをサボっていました・・・m(u_u)m


この離婚話しに入るのに、どうしても必要なものがあり・・・


そう、昔の携帯携帯です。


この時の夫からのメールにおびえて、毎日メールが来ると

心が痛み・・・・涙が出てきて・・・・


なので、ブログを書くために携帯を探しました。


バッテリー充電して・・・メールをあけてみると・・・


胸がしめつけられるかな?とか・・・

汗がでてくるかな?・・・・


などなど思いながら、メールを見ましたが・・・


結構・・・・・平気でしたチョキ


ちょっとうれしい音譜


ちょっと前までは、元夫の話しが出たときは手がしびれるような感覚になったり・・・

過呼吸みたいになったり・・・・

涙がでたり・・・・ だったけど・・・・・


少しずつポジティブに生きていれば、心も健康になってくるんですね!


もっと元気になりたいな!と思う今日この頃です。



続き・・・・デス。



とりあえずの物を持って、慌てて姉の家に逃げ込んだ。

そして次の日、母に電話をした。

母が姉の家に来て話し合った。

今までの出来事などを少しだけど、母に話をした。

母は大きくため息をつきながら言った。

「はぁ~DASH! お母さん、そんな人見たことがないから想像つかないわ~」

「そんな人相手に、どうすればいいのかなんて・・・お母さんにもわからないわ。」

「リナはどうしたいの?」

「とにかく怖いの。一緒にいると怖くて息が出来ないくらいなの・・

どう説明すればわかってくれるかわからないけど・・・」

「とりあえず、ここに居るのは向こうの家も変に思うから、実家に帰ってきなさい」

「お父さんも交えて、話ししてみましょ。」

「お父さんにこんな話しをしてもわかってくれるかな?」

私はなんとなく不安だった。 男の人の意見を聞くのも怖かった。

なによりも、父は夫がそんな人だとは、あまり思っていないだろうと思ったから。

「大丈夫よ。パパにもきちんと説明すればわかってくれるわよ!

それに、お姉ちゃんの所にいると、ウチも常識ないことになりかねないし・・・

何か言われても、こっちが悪くなるから・・・・

どうするにしよ、きちんとしておかないとね・・・・・」

そう言われて私は、姉の家から実家に戻った。

夜、父が帰宅した。

父は


「なんだ~帰っていたのか~ニコニコと嬉しそうに言った。

母が


「お父さん、あのね・・・ ○○さんなんだけど・・

怒鳴ったりね・・・ひどいらしいのよ・・・それでリナ怖いって言って帰ってきたの・・・」



父は少し考えこんだように・・・・



「怖いってなにが? 怒鳴るって? どんな風になんだ? 

リナが何か言うことに対して怒鳴るのか?」

私は

「そうじゃないけど・・・・なんて説明すればいいのか・・よくわからないの・・・

でも、怒鳴られてると自分がひどく惨めな感じで・・・どんな内容の事を言われるかは

ころころ変わってまとまりがない感じで・・・

お父さん・・・なんて説明すればいいかわからないの・・・」と言った。

父は、

「リナがわからない事を、お父さん達にわかってと言われても・・・

なんの言いようもないよ。じゃ、こうしたほうがいいよなんてアドバイスも出来ないよ。」

確かにそうだ! 

自分がきちんと説明出来ない事を、人にわかってくれと言っても無理な話しだ。

父は

「しばらく考えるのなら、家にいればいい。○○さんにも実家にいるって事を了承を得なさい。

でもな・・・リナが考えて出した結論に、お父さんは何も言わないから・・・・」と言った。

私の中でこの時、

「あれっ?」

と思った。

父から今、この状況でこんな言葉が出てくるなんて思いもよらなかったからだ・・・

父の言葉って・・・

私が「離婚」という決断がが出来たときは、それでもいいということなのだろうか?  

よくわからなかった。

それから、しばらく実家にいることになった。

そして・・・こんな事をしていてもダメだろうと言う事で、

母は義母と話してみると言う事になった。

義母が私の家に話しに来ることになった。

そう・・・

その話し合いが・・・・・離婚のステップ1に駆け上がるきっかけになったのです。

                                つづく・・・・

とりあえずの洋服を詰めて、姉の家に逃げた。

マンションにいたら、刺されでもするんじゃないかという恐怖心でいっぱいだった。

ほっと一息をついた途端、夫から電話が入った。

私はどうしよう・・どうしよう・・・と言いながら電話をもってウロウロしていた。

姉が

「早く電話にでて!」と言われ、恐る恐る電話にでた。

夫は思いのほか、おとなしい声だった。

以前の様に、また大きい声で怒鳴りつけられると思っていたから・・・・・

たぶん義母に大声はだすなと釘をさされていたのだろう・・・

でも・・・・声のトーンは落としていたが、相変わらず私への不満を言った。

「キミはいったい何をしているんだ」

「お金の事もなんなんだ。 なぜ他所の場所に置いてある。」

(これは、まだ夫婦二人の通帳と言うものを作っていなかったからだ)

「キミのお姉さんが俺の母親に言ったことは、かなりムカついている!」

「キミは何を考えているんだ!」 などなど・・・


この時はあまりの思考回路停止状態で・・・

頭の中では言われていることを、確認していたのだけど・・・・

今ではうっすらとしか覚えていない・・・・



私は自分の言いたい事を、なんとか頭の中で整理しようといっぱいっぱいだった。

今日は、ちゃんと自分の言いたい事を、きちんと伝えよう・・・そう思いながらも

言葉に詰まってしまうだけだった。

どうしたら・・・私の心の中の思っている部分を、どう説明すればいいかわからない事を

どうしたら言葉に変えれるのだろう・・・そんな思い出いっぱいだった。

ようやく思いついた言葉は・・・・・

「私はあなたが怖くて怖くて・・・・どうしていいかわからない・・・・」と言えた。

続けて、

「あなたが帰って来ると、また何か言われるんじゃないかと思うだけで、とても怖い・・・」

とだけようやく言葉にできた。

夫は大きく「はぁ~」とため息をつき、「何言ってるのかわからない」

「怖いってなに?」

「そんな訳のわからない事言ってるんだったら、しばらくそこに居れば?」

「何日でも・・・何週間でも・・・・

でも、馬鹿じゃないから何週間なんてありえないけどね!」

と電話を切られた。

私はただ泣くだけしかなかった。

今まで生きてきた中で、こんなに涙を出して泣くなんて事は一度もなかった。

結婚してから泣き通しだった。 

姉が「なんて言ってたの?」と聞いてきても、すでに私は説明すら出来なくなっていた。

姉はそんな私を見て、

「しばらくここにいなさい。リナがどうにかなってしまいそうで心配だから・・・・」

そう言うと・・・姉は旦那さまに電話をした。

「リナがこんな状態だから、しばらくウチで預かることにしたから・・・・」

すると旦那さまは

「そうか~ 落ち着くまで居ればいいから。 リナにあんまり泣くなって言っておいて!」

と言ってくれ、しばらく姉の家にやっかいになることになった。

この時、私の中では「離婚」になってもしかたがない。

それなら、それでいい! と思っていた。

次の日、会社には具合が悪いからと言って、お休みを2.3日もらえるよう願い出た。

休みを取って2日目に社長から電話が入った。

「どうした?具合の方は・・・・」

私は本当の事を話そうと思い・・・社長に今の現状と今までの事を簡単に話した。

こんな状態で、姉のところに居ること・・・

会社を辞めれと言われていた事・・・いろんな事を話した。

社長も夫から怒鳴られた経験があるので

「それは大変だな~ 会社もリナに辞めて欲しくなかったから、

水曜日も休みにしたし定時よりも早く帰る条件で居てもらっていたのになぁ~」

「でも、リナが決める事だから・・・・

離婚することにしても、離婚しないで会社を辞めることも・・・

どちらにしてもリナが決める事だから・・・・・

少し落ち着くまで会社の方は心配するな」

と言ってくれた。

会社には関係のない事なのに、とても申し訳ないと思い、

「すみません」と謝った。

すると社長は・・・

「オマエが悲しい顔して、会社に来ても打ち合わせの客がびっくりするだろう!

オマエの笑いを聞きたくて、みんな会社に来るのに・・・

ただな・・・いつも打ち合わせに来る人たちは、

リナちゃんが結婚してから変わっちゃったね。と言ってたよ。

みんな何かつらい事でもあるのかな?って言ってたよ。

それぐらいハタから観ていて、オマエ本当に変わったよ。 

早く昔のオマエを取り戻せるといいな!」

私は涙が止まらなくて、電話口で大泣き雨してしまった。

私の周りの人は、私の事を心配してくれたり・・・・こんなに気を使ってくれてるんだ。

友達も・・・・姉も・・・・

泣いてばかりいられない!

自分がどうしたいのか・・・・ちゃんと前向きに考えよう!

きちんと両親にも説明しよう!

と決心し、この時から私の頭の中は「離婚!」に向けて行ったのでした。

まだまだ泣くこともいっぱいある・・・・

でもしょうがない!

自分の事は自分で解決しなきゃ!と少し昔の自分を取り戻せた時でした。

それから・・・・夫の攻撃&ウソなどに耐えられないと思いつつも、

くじけそうになりながら・・・・

離婚に向けての話し合いに突入です。

  つづく・・・・・

コメントありがとうございます。☆-( ^-゚)v


なかなか、書き込めなくて、この場を借りて・・・・

私も、一人でもそんなツライ目に遭って欲しくないという気持ちはありますが、

元夫と結婚を決めた女性に、「あの人はこう人なのよ」と言う事はできません。

また、私がそう言ったところで、その女性が結婚をやめるとは思いません。

好きで結婚を決めたのだろうし、人に何かを言われてもやめる事はないと思います。

私たちも、きっとそうだったのではないかしら・・・・・

何かがおかしいと思いつつも、幸せを夢見て結婚にいたってしまったのですから・・・

ただ、心の中ではその女性が傷つかないことを祈っています。

と言うことで、目からウロコの続きです。

今では、その時何が原因だったのかはよく覚えていない。

何故、自分がそういった行動をとったのかも今ではよくわからない。

ただ怖いと思ったことだけ覚えている。

お盆が過ぎて、マンションに帰り、姉の家に行って・・・ 「目からウロコ」で・・・

私はその時すでに精神を病んでいたのかもしない。

これから夫と生活するのは怖くて無理だとわかって、生活費ももらえていない状態で

自分ではどうしていいかわからなくなっていた。

ただ本当にその時、私はおかしかったのだろう。

(今でも女王姉がリナじゃなくなっていたと言う)

涙が止まらない・・・

そんな私を見ていた姉はどうしていいのかわからなかったのだろう。

尋常じゃない妹をどうしていいかわからなかったと思う。

姉に「どうしたいの?」と聞かれても

「わからない!わからない!でも、ウチに帰りたくない・・・ツライ・・・」

をただ繰り返して泣くだけだった。



姉はどうしていいかわからず・・・・・夫の義母に連絡をしくれた。

「実は妹がこんな状態で・・・・しばらく預かりたいのですが・・・」

「なんで、急にそんな事をいうの?」

「多分、お金のこと、暴言の事、色々と妹を追い詰めていたのかもしれませんね

「そんなに言うほど、ひどくはないと思うし・・・りなちゃんが繊細すぎるんじゃないの?」

「だいたいお金の事って言うけど、この間、少しお金が入ってきたんじゃないの?」

「そういう事ではないと思うんですが・・・

私もなんて説明すればいいのかわかりません

ただ、妹が精神的に・・・・泣いてばかりいるんです。 

こんな妹を見るのは初めてで・・・・

確かに繊細なところはあると思います。人に気を使ったりよくしますから・・・

でも、そういうことじゃないような気がします。

お金の事も、いままで貯めていたお金も、もうないような事を言っていたし・・・

いろんな事で追い詰められているんじゃないかと思うんです。」


その時の、姉と義母のやり取りで、義母はなにかひどく勘違いをしてしまった。

お金を、夫にわからないようにネコババしているんだと・・・・・

そして、勘違いしたまま、後で息子の夫に伝わってしまった・・・

姉も、

「なんだか電話で話していても話がずれてしまうわ~

どうしてこんな話になっちゃうの?」

と心配してくれた。



この時姉が義母に電話した事が、

常識的に良かったことだとは思っていないけど・・・



私が、崖っぷちから救われた事だけは確かです。

私は、泣きながら

「ありがとう。少し落ち着いたから、家に帰る。

とりあえず、家には帰らないとあの人に何を言われるかわからないから・・・」

と言って、マンションに帰る決意をした。

姉は、こんな状態で作るの大変だからと、夜ご飯のおかずを持たせてくれた。

姉の所から帰ってしばらくして・・・ 

姉から電話があった。

「いま、またお母さん(義母)から電話があって・・・・○○さんと電話で話したって・・・」

その時の内容は、もう覚えていない。

ただ、その内容が夫に伝わってしまった。と思ったら、無性に怖かった。

ただ怖くて・・・

姉に

「今すぐ、そっちに行っていい?」と聞いた。

怖い、怖い・・・ 1分、1秒でもこの場を早く離れたかった。

もし夫が帰ってきたら・・・何をされるんだろう・・・

私は慌てて、袋に洋服などを詰めて逃げるように部屋をでた。

姉の家に行く途中・・・・

車の中で・・・・・

「怖い、怖い・・・・もう無理・・・・もう無理・・・・」

泣きながら呟いていた。

その時、目からウロコと言うよりも、悟ったというか・・・・

ふっと・・・・

「夫がこんなに怖いなんて思ってること自体・・・・ 

一緒に生活するなんて・・・

一緒に居ることなんて出来るわけがないじゃない」

と思った。

夜の道を車で走りながら・・・

「な~んだ。 

出来るわけがないのに何をがんばろうとしていたんだろう?」


と、何か喉の奥に詰まっていた思い石がすうっと取れる感覚だった。

なにかわからなかったが、私の中で吹っ切れるものを感じた。

つづく・・・・

最近、いそがしくなかなか更新できなくて・・・

本題から離れてしまって・・・・・・

モラハラに関する事がまわりで起こったり・・・・

先日も・・・・

事務所が入っているビルの人たちで、合同のBBQをしていたときに・・・

私の知人(50歳のオジサン 同じビルの中に事務所をかまえている人)から、

「元夫が再婚する話が出ている」と話を聞きました。

なんでも知人の遠い親戚にあたる女性だそうです。

知人も私の結婚式に参加していたので、夫の顔ぐらいは知っているという感じで・・・・

その知人も親戚の人から聞いたときに、元夫の名前だったのでびっくり!したのだとか・・・・

その知人に

「どんな感じの人? 結局、離婚の原因はなんだった?決定打は?」


と聞かれ・・・

「う~ん いろんな事がありすぎて、説明するのは難しいかな? 」

いや~ 俺も別にアイツはああいうヤツだとかその親戚の女の子に言おうとは思ってないし・・・」

「相手の女の子にそんな話をしてヤメテおけ!と言っても聞かないと思うし。

ただ、どんな人なのかな?と思ってさ・・・」


「うん、なにもその彼女には言わない方がいいと思うよ。 たまたま私とは合わなかっただけで

その女性とはうまくいくかもしれないしね!」

「でも、もしその子が結婚して少しでも心が病んでたり、顔の表情が変わってたりしたら

一番に気づいてあげるのがいいかもね!」

「なぁ? そんなにひどいの?」

「う~ん。 人の受け取り方によってひどいかひどくないかじゃないかなぁ。

アタシの場合は、繊細?なアタシだから軽~く、精神病んだかな~

アタシがアタシじゃなくなっていく感じで・・・・

あの時のアタシはアタシじゃなかったかな~って感じかな。

ねっ! 説明しにくいのよ!」


と私は・・・・「何があった!こうだった!」と言ってはいけないと思い、言葉を濁した。

「リナ、それって結構ひどい事やん! 

オマエが精神病むなんて!・・・・そんな事があるのか?!・・・・」

って・・・・・おいおいショック!・・・・・・

その言葉って・・・・・アタシはなんなんだ・・・・

「いったい何を基準にして言ってるんだ~?(?_?)」 

「そりゃ、いつも明るいリナが精神病むなんて・・・・・よっぽどひどいよな・・・・」

とその場にいる人たちと冗談まじりで笑ってました。

でもその会の場に、元夫に怒鳴られた事のある人(後に書きます)、

元夫を知っている人たちは、みんな目を合わせて、変な笑いがあがっていました・・・

そして・・・なぜか・・・・みんな・・・・

「大変だ~  &  最悪!  」と言っていた。

私は、みんながここまで口をそろえていうんだから、

やはり「サイアク」のところにいたんだな。と思いました。


元夫の再婚話を聞いても、心が何も感じないほど回復できている方が

私にとってはうれしいことであり・・・・

私には、もう関係のないことでその女性がどうなってしまうのか?など

心配する立場ではないし・・・・・

その女性とは元夫とうまくいくかも知れないし・・・

知人の話では、「従順な女性」ということなので、もしかしたら

また生贄になってしまうのかしれないし・・・・


私のように悲しい思いをしなければいいのになって思うのも本音であり・・・・

いろんな事を、頭の中を駆け巡ったが・・・・

私が思ったことは・・・・・余計なお世話なんだろうが・・・

心の中で・・・・・・・・

「ご愁傷様です・・・・」だった。






しばらくブログをお休みしていました。m(u_u)m


しばらく旅行飛行機に行っていた事もあり・・・・・


その時にあった他人の事 ナ・ル・ホ・ド・・・・を少し・・・



題して・・

「目からウロコ」 番外編デス!




先日・・・

女王姉と友達・そして昔から仲良くしている年配のご夫婦と旅行に行ってきました。




今、イギリスのヒースロー空港の事もあり、手荷物検査が厳しかったデス。

リップグロス・はみがき粉・化粧水・クリーム・・・・などなど、チケットカウンターでも

「こういった物をお持ちではないですか? 持って入れないので」と注意があった。


皆、持っていても没収だし・・と思いトランクに入れていました。


そしてゲートでも、手荷物検査があり持っている人は没収されていました。




けど・・・・


私達は結構時間ギリギリにゲートの向かったので、すでに座れるイスもなく、手荷物検査をしている近くにいた時・・・

すぐ後ろでいきなり、怒鳴り声が聞こえてきた。



中年の小さなオジサンとスナックにお勤めかな?という感じの女性でした。



その女性が持っていたリップグロスらしきもの2本に対して、係りの若そうな女性に

怒鳴って詰め寄っていました。

すぐに男の係りの人が間に入っていましたが、何百人の人がいる前で、その人は

怒鳴り散らしていました。



それを見ていた年配の夫婦のお父さんが

(私達は自分の父母でもないけどこのご夫婦の事をパパ・ママと呼んでいます)



「あ~いうのは、一緒にいる人が止めないとダメダよね~

といつも温厚なパパが言いました。


(いや~ 私の経験上、一緒にいる人も止めれないと思うよ・・・と心の中でつぶやいていた・・・)



「そうだね~」とみんな口をそろえて、その二人に目をやると・・・

一緒にいる女性も、オジサンと一緒になって係りの人に怒鳴っていました。


(どっひゃ~心のつぶやき・・・・)




それを見て・・・・

「みんな、カッコ悪~い。サイテ~」と言っていました。


そして、その二人は怒鳴るだけ怒鳴って・・・(それも意味不明な内容・・・)

オジサンは肩で風を切って歩いていきました。


周りの人がその人を変な生き物でも見るような目をしていました。

(ま・見た目も野ザルって感じだったんだけど・・・失礼m(_ _ )m・・・)



私は前の夫を思い出して・・・


やっぱり、あ~いう人はみんな変だと思うんじゃない。

私だけが変だと思っていたわけじゃないんだと思いました。



その時、ママが


「あ~言う人って・・・常に何かに腹を立てていないと生きていけないんだろうね」

「あ~していないと、自分の精神が保てないんだよ・・・」

と言った。



ナ・ル・ホ・ド・・・・・納得


そうだったんだ・・・・自分の精神を維持するためにあんなに怒鳴ったりする場合もあるんだ~


そして、青い空・・・青い海・・・を、見渡しながら皆で、あの時の二人組みの話しをしていた。


「世の中には変わった人いるもんだね~」


「気がものすごく小さいのよ~ だからアレだけ吠えるんだって~」


などなど・・・いろんな意見が飛び出す飛び出す・・・


それを聞きながら・・・・


私は「その変わった部類に入る人間が元夫ですから~ 残念~・・・」とつぶやいていました。


そんな話しをしている時に、私は言ってみた。


「でも、あの人目はイってなかったよね~。

ウチの元ダンナは怒ると目がイッちゃってたから怖かったよ~」


するとママが・・・


「それはね~元々、怒って目がイッちゃうような人は、心の許容範囲はすごく小さいのよ。

で・その枠がいっぱいになって、自分でもどうしていいかわからないようになって

神経がおかしくなるのよ。でそんな風になるのよ~」


またまた・・ナ・ル・ホ・ド・・・・


いっぱいいっぱいになっちゃって、神経が侵されるのか~  納得


さすが年の功・・・世の中わかっていらっしゃる。


本当にこの旅行は、新たな「目からウロコ」でした。



おまけ・・・・


友達が言った。


「よかったね~離婚して・・・ あの人(元夫)評判悪いよ~

リナがホント離婚できてよかったと思ってるよ~」


「そうだね。あの時の私は、泣いてばかりで自分らしさがなかったもんね。」


「そうだったね。 あの時のリナは泣いてばかりいたもんね。

今考えると○○ム心理教みたいなところに行って、マインドコントロール

されて「はっ!」と我に返って、脱会したみたいなものよね」


と言った。



私はそれを聞いて思わず笑ってしまった。



私が笑っているのを見て、皆で笑った。


昔の事をこんな風に笑える自分になっていたんだと気がつけた旅行でしたニコニコ





夫の収入が入らなくなったこの頃・・・


よく人に会えば夫は


「僕、今貧乏だから嫁さんに食わしてもらわないと~」と言っていた。


私はなぜか心の奥で・・・

「なんで? いつまで?」の疑問があって素直に「がんばろうね!」などとは口が裂けても

言えることはなかった。


ただ人前で夫がこういう事を言う度に

私は顔を引きつらせながらただ笑っていただけだった。



心の中では「どうしてこんな事を言うのだろう?」とまたまたクエスチョンだった。

いつも私の仕事を

「おまえなんかたいした仕事してないだろう!」

「辞めてしまえ!」

などいつも暴言を吐いていたのに・・・

ここに来て「食べさせてもらわないといけないから~しっかり働いて!」と笑いながら言う夫が何を考えているのかわからなかった。


それよりも自分の言った事すら忘れているのだろうか?とすごく不思議だった。


そんなモンモンとした事を考えながら、何ヶ月かが過ぎ・・


私は多分・・・この頃から夫の事をもう好きではなかったのだと思う。

マインドコントロールが消えていくような・・・

今まで何にこの人を信じて、この人の何処が好きだったんだろう?・・・

そんな風に思っていた。


8月に入り、私はお盆で実家に帰ることにしていた。

実家に帰る事は、私の両親の手前、「いいよ。」と言った。


お盆の日が来て・・・私は去年のお盆の事を思い出していた。

去年はお盆前に義妹が泊まりにきて、夫が辞めてと言っても辞めてくれないほど

力ずくで私にプロレスのような技をかけ・・・私が泣くと何も言わずにどこかに行ったまま帰って来なかったな~と思い出していた。


あれから1年・・・色々あったな~

なんだか色々ありすぎて、あまりにも時間がたつのが早くて・・


そして私の気持ちの変化が一番大きかった時期だった。




実家に帰り、お墓参りをして・・・久しぶりにのんびりしていた。


実家に帰って2日目・・・花火大会があり、兄姉家族と一緒に行く事になった。




兄も女王姉の旦那様も夫と飲みに行ったりしていたので、それなりに交流があった。

なので兄が「○○さんにも電話して来るように言ったら?」と言われた。


私はとっさに「絶対に嫌っ!」と叫んでいた。


兄は

「そんな、呼んで一緒にご飯食べて、花火見に行けばいいじゃないか・・・」と言ったが


私は「呼ばなくていい! 嫌っ!」と言っていた。


その時・・女王姉が

「実家に帰ってきて、やっとリナものんびりしているのに・・・

リナが嫌って言ってるんだから無理に言わなくていいんじゃない?」と言ってくれた。


たぶん女王姉も「あの男」に会いたくはなかったのだろう・・・


久しぶりに皆と集まって楽しんでいるのに、夫を呼ぶことでまた私は夫に気を使ったり神経を張り詰めたりする事が、とても嫌だったのだと思う。

なんだかこの場に夫がいることが夫がいることがとても不自然な気がして・・・


兄は

「○○さん、かわいそうやん・・・せっかく皆で集まっているのに・・呼ばないなんて・・」

と言ったが私が頑なに「嫌!」と言うので、不思議そうにしていた。



兄は夫の本性を知らないのだ。

いつも夫は兄の前でニコニコしていたからだ。



まだこの時は、兄にもらった絵に夫が字を書いた事も兄には言ってなかった。




お盆休みも終わり、帰る時間が近づくにつれ、帰りたくないという気持ちがいっぱいだった。

夫と結婚してから、何かの用事で実家に行って帰るとき、必ず母が玄関の外まで出てきて

車を見送ってくれた。



あの頃、母に「またね。」と言って車を出すとき、いつも涙が溢れ出た。

帰る車の中で、いつも一人で泣いていた。


今も帰るとき、母はあの時と同じように見送ってくれる。

でも、今は涙なんか出ない。

「またね!」と笑いニコニコながら帰る。


同じ状況なのに・・・・夫のいる家に帰るというだけで、これだけ違うものなのか?





帰りたくない気持ちを抑え、夫のいるマンションに戻った。


夫は不在で、夜中遅くに帰ったみたいだった。


次の日、夫に会わないまま仕事に行き、帰る頃女王姉から電話がかかってきた。


「リナ、ごはん取りにおいで。 昨日買い物もしていないから、大変でしょ。」


女王姉なりに、いつも私が大変な思いをしているのを知っているので気を使ってくれたのだ。

それに、2日前に「私が嫌!」とみんなの前で言った事を気にしていたのかもしれない。


女王姉の所に行って、しばらく話していた。

私は、今の状況にもう耐えられないかも知れない・・・と打ち明けた。




「どう説明していいか・・・わからないんだけど・・・もう本当に無理かもしれない」

「わかってもらえないかも知れないけど・・・夫の事を本当に怖いの・・・・

もうこんな思いするの本当は嫌なの・・・」




「じゃぁ もう一緒にいるの無理なんじゃない。 

ダンナの事を怖いなんて思ってる時点で一緒に暮らすの無理なんじゃない?

あの人、怖いと思うよ。あたしでも怖いと思うもん。

リナが怖いって思うのわかるよ。 

あんな怖い顔して怒鳴り散らして怒るんだもん。

今度は殴られるんじゃないかって思うよね。

でも逆に手を上げられた方が周りにはわかるからいいかもね。

でも殺されたら洒落にならないしね。

それぐらいしてもおかしくないってところが怖いよね。

頭のネジ1本どこかに落ちてる~って感じ。」



女王姉の言葉で私は気がついた。


なぜ夫がこれほどまでに怖いのかという理由がわかった。


そうだ。暴言がいつ暴力に変わるかわからないと思うから怖いんだ。


だから夫を怒らせないように神経を張り詰めて・・・・


だから今日は機嫌が良さそうだとか悪そうだとか天気予報のように見て・・・


怒らせないよう・・・怒らせないよう・・・努力して・・・


そういつ暴力に変わるかわからないから・・・・



1回目の 「目からウロコ」 だったのでした。 つづく・・・・




収入がなくなってから、4ヶ月が過ぎ・・・・

ようやく今月の終わりにはお金が入ってくると言われたので、良かったと一安心していたのも

つかの間で・・・・

結局、お金は次の月にならないと入って来なくなった。


その時も、どうしてこの人は後先を考えず、言葉にするのだろう?とよく思っていた。


「お金が入ったら、新婚旅行も連れて行ってなかったから連れて行ってやるよ!」


浮かれたように夫は、南の島がいいかな?など言っていた。


どう考えても・・・・

この4ヶ月間、外注先にもお金を払わず・・・・相手を待たせている状態で・・・

それを支払ったら、そんな旅行にいくお金なんて残らない事は私はわかっていた。


それよりも、夫と旅行? 冗談じゃない・・・・ナゾの人

いつ怒鳴られるかわからない状態で、ただでさえ緊張して毎日を過ごしているのに・・・

24時間、夫と一緒なんて・・・・


すでに一緒に行きたくないと思う自分がいた。


ま・お金が残らないから、旅行に行く事はないだろうと勝手に思っていた。


夫は「何処にいく?」など聞いてきても、どこでもいいよ。」とあまり話しにのらなかった。


そうすると夫は、

「どこでもいい? せっかく連れて行ってやろうと思っているのに・・・

だったらオマエをもう何処にもつれていかない!」と言い出した。


私の心の中は

「どうでもいいですよ~音譜と思っていた。






そして入金があった日に支払の計算をしたら・・・ガーン当然お金など残らなかった。

生活費にも足りなかった。


何処に旅行に行くお金なんて残っているのか????

夫の頭の中の計算式を見たかった。


私はというと・・・・

もう少しでお金が入るから・・・と思い、夫のガソリン代、夫の事務所の賃貸料、マンションの賃貸料・・・・夫の飲み会に3万円・・・・などなど・・・・


いろいろと肩代わりをしているだけで、貯金は底をつきはじめていた。


買いたいものなどを我慢して貯めていたお金がみるみる減っていった。


それでも夫が「借りたお金は返すから・・・・」と言っていたので

期待をしながら待ったが・・・結局そのお金も残っていない状態だった。


私はすごくがっかりショック!したのを覚えている。



夫は私にお金があると思い込んでいたと思った。


私は、お金があると思われていることがとても嫌だった。(実際なかったし・・・)


夫にすれば、私には両親がついていると思っていたのだろう。


そんな事を思っているくせに・・・何かにつけ

「オマエはオヤジさん達に可愛がられて、甘やかされて育ってきた!」と言っていた。



聞き飽きたよ・・・

親に可愛がられて育ったからって何が悪いのよ!・・・

と心の中でそっと開き直るしかなかった・・・(いつも思うのは心の中だけだ・・・))




その頃から・・・

なぜか、お金が返ってこなかったこの辺りから・・・私の心の中で変化あった。

すでに積み木事件の時に「離婚」という文字は浮かんでいたのだけれど・・・


いつも怒鳴っている夫が小さく感じた。

体はでかいのだけれど・・・なんだかとっても気の小さい人間なんだと思い出した。


気が小さいから吼えて威嚇する犬わんわんと一緒のように感じた。


そう思えば思う程・・・夫が大きな事を言っても、なぜか余計に小さい人間に感じた。


ふと・・・「私は夫をもう尊敬も愛情もなくなったのかしら?」と思うようになった。


ただ短い期間だけれども、うえつけられた強迫観念みたいなものは残っていた。


だから心の中でアンバランスな気持ち出てきて・・・

「夫なんか怖くない・・・怒鳴られても平気。ただ吼えているだけでなにも出来ないんだむっ

と思う反面・・・

「この人を怒らせないでおこう・・・機嫌がよければ怒鳴らないし・・・怖い思いをするのはいやだから・・・」


と何か葛藤みたいなものがあり、逆に自分でどうすればいいのかよくわからなくなっていた。


そしてこの頃から、鬱とかではなかっただろうけど・・・



ただ・・・・・

「こんな生活いつまで続くのだろう?・・・」

「いつまで続ければいいんだろう?・・・」

「一生? 死ぬまで?・・・」


と先の見えない不安に、自分の意思がない、抜け殻のようにただただ気力を

失っていったのです。


そして苦しんだあと・・・ 私の脱走が始まるのでした・・・