しばらしく大人しかった夫も、仕事は忙しいのか・・だんだん機嫌が悪い日が多くなってきた。


そんなある日・・・・


友達から旅行に行こうと誘われた。

私は、なぜかわからないが、夫のそばにいる事がだんだんと息苦しくなってきたのだ。


なので、もし夫が旅行に行ってもいいと言ってくれたら、行きたいと思った。


自分の精神状態を少しでもよくしたかった。まだ、この時は離婚を考えていなかったから・・・・


夫の旅行に行ってもいいか聞いてみた。


そうすうると意外に・・・


夫 「いいよ。行っておいで。僕は何処にも連れて行ってあげれないから」


と返事が返ってきた。


私 「本当にいいの? あなたが忙しいとかだったら行くのやめるし・・・

   ダメだったら行かないよ。」


と行ってみたが、返事は 「行ってこいよ」 となんとも優しい返事だった。


私はうれしくて、友達に参加できる事を伝えた。


結婚して以来、夫とも旅行にも行った事がなく私は久しぶりにうれしかった。


ましてや仲のいい友達との旅行を夫が許してくれるなんて夢にも思わなかったから・・・


だけど・・・・旅行に行っていいと言ったのは・・彼の気まぐれにしか過ぎなかったのだ・・・汗


旅行の日が近づくと、だんだん機嫌が悪くなっていった。


なにかにつけ


「オレはこんな忙しい時に、旅行なんて・・・・」

「オマエはホント、オレのためには何もしてくれない。」

など、愚痴口と嫌味を言い出した。


でも私は、あと何日かで旅行に行けば、少しの間は開放されると思って我慢していた。


旅行に行く前には、会社の人事異動等があって、定時には帰れない日が続いた。


いつもは帰りが8時ぐらいと遅いのに、この頃は6時ぐらいに電話がかかってきて


「今日も遅いの?ご飯は?」


「え? いつも通りの予定だけど? 今日は早いの?」


「もういい。そんな時間まで腹がもたん! 勝手に食べる!メラメラ


と言って電話が切れてしまう。

そんな時間って・・・

アナタがいつも帰ってくる時間までには余裕で帰ってご飯も作るのに・・・


いつもはもっと遅くに帰ってきてご飯たべるじゃない!と思ったが・・・


どうしてこんな事を今頃言うのか?

旅行に行くから気に入らないのか?


でも、あなたが行っていいって言ったんじゃないの!と思った。でも・・・


なんだか私も夫をおいて旅行に行く事に、悪い事をしている気持ちになる自分がいた。

でも、夫の理不尽さに少し嫌気がさした。


旅行に行かせてもらうんだから・・と我慢しないといけないと思っていた。


旅行にいく3日前・・・・・


夫が大爆発を起こした。


いつものごとく、電話で

「ご飯いらないから!」と言われ、私はおかずだけ作ったが、ご飯を炊かなかった。


私は夜、ダイエットの為、白いご飯を食べないでいた。


一人分だけで炊くのはもったいないし・・・と思い、米を炊いでだけおいてジャーに

タイマーをかけていた。



一応、おかずだけテーブルにおいて私は寝ていた。


夜中の2時に夫は帰ってきた。

私はドアの閉める音で目が覚めたが、今起きると明日に差し支えると思い

布団の中にいた。


いきなり夫が寝室に入ってきた。


「おかえり」と私は言った。


夫は茶碗を持って立っていた。


「ご飯は?」と鬼の形相で言う。


私はいきなりの事で・・・また頭が真っ白になった。


「今日ご飯いらないって言っていたから、炊かなかったの。」


すると夫はいきなり茶碗を私の布団の上に投げ捨て部屋を出て行った。


私もさすがにこの時は、「なに~!パンチ!」と思った。


茶碗を持って台所に行き、戸棚に片付けた。


夫は


「疲れて帰ってきて、ご飯もないんか! おかずだけあっても白いご飯がなかったら意味ないやろ! オレは白いご飯が食べたいんじゃ!」と言い放った。


私は

「だって、ご飯いらないって言っていたから・・・・明日炊こうと思って・・」と言った。


夫はみるみる鬼の形相で怒りMAXの顔をしていた。


私は、こんな夜中に説教もきくのもイヤだった。


「ごめんね。おかずだけで我慢して食べてね。」と言って私は寝室に戻り布団に入った。


布団の中で震えていた。


いつまた夫が、寝ている私の上に乗りかかってくるか・・・考えただけで涙が出そうだった。


何事も起きないでこのまま朝になってくれたら・・・と祈っていた。


だが、夫は寝室には来ない。 大丈夫なのかな?と思いきや・・・


リビングでガタガタと音がする。

なにかキュッキュッと音がする。


私は何をしているのだろうと怖くなって、おそるおそるリビングにそ~っと見に行った。


そこで見たものはっ!ショック!


あまりにも呆れる夫の行動にアゴが抜けそうになったのだった・・・(@ ̄Д ̄@;)