箱根に向かったのは、小学生の時以来?
ほとんど記憶に残っていないほど久しぶりでした。
母が購入していたガイドブックを見て驚きました。
箱根だけで、いくらでも!ざくざく!見所があるんですね。
でもそれは、日本のガイドブックの綿密さ・きめ細かさのおかげもあるように思いました。
何から何まで網羅してある情報量の豊富さはすごい。
例えば「地球の歩き方」のような海外情報ガイドの本だって、他のどんな国でもこれほどまで詳しく情報が濃縮されたガイドブックが出版されていないのでは?と常々思っているのですが、それが国内情報となるとそれどころではないのですね。
おっと、いきなり話が逸れてしまいました。
たくさんある見所の中、美術館の数も片手じゃ足りない。
雨に降られっぱなしの私達は、美術館めぐりを楽しみました。
ちょっと小降りの日に行ったのが 彫刻の森美術館。
まだ日本は夏休み前の平日。
天気がぐずついていることも逆に幸いして、人気のない広い敷地内を我が物顔で歩けました。
鮮やか、かつ大胆な色合いが自然の中によく調和していますよね。
この塔の中は、見事にステンドグラスで埋め尽くされています。
よく見ると、モチーフのなかに色々な人物や動植物が見つけられます。
そして螺旋階段を天辺まで昇っていくと、そこは展望台。
美術館って、中に展示してある中身=美術品 だけではなく、
それらの入れ物=美術館の建物そのもの も含めての美しさが大事だな~
と、彫刻の森を初めとするいくつかの箱根の美術館を訪れてみて思いました。
普段は、街中にある交通の便の良い美術館を訪れることが多いけれど、それらとはまた違った魅力が、こうした郊外の自然の中に調和する美術館にはあるのですね~。