【dark side】名残快楽の余韻を味わうのは人生のひそやかな楽しみだけど、達成出来なかった悔恨を引き摺るのは耐えきれない 蠢動を失い、呻き声を漏らす 律動する押韻を踏むのは詩行のささやかな楽しみだけど、無意味で不条理な文節の中で浪費するのは耐え難い 感性を失い、呻き声を洩らす 明日への走力明日への脳力明日への性力そんなものは一向に湧いてこない でも名残惜しくて名残惜しくて名残惜しくて君をいつまでも抱きしめている