Greg Lake 5回忌 | 秋 浩輝のONE MAN BAND

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はじめに言葉はない

今日(2021.12.7)はグレッグ・レイクの5回忌だ。グレッグの遺志を継いだ奥さんのレジーナ・レイクにより、先日12月2日、「I Believe in Father Christmas」のライブ動画がYou Tubeで公開されたが、初出モノである。2005年、スタジオで収録したものだそうだ。

 

「閉じていたマンティコア・レーベルを、出来ることなら君の手で再始動させてほしい。気が進まないようであれば、無理にとは言わないけれど…」

と、グレッグは死の数日前にレジーナに言い遺したらしい。グレッグは実力はあるのに世に出るチャンスのない若いミュージシャンたちをバックアップしたいという思いを、昔から持っていた。だが、なかなか売れるミュージシャンを見いだせなかったのも現実だった。70年代にマンティコア・レーベルからたくさんの新人アーティストがデビューしたが、成功したのはイタリアのPFMくらいのものじゃないだろうか。なによりELP自体が売れなくなって、ソロ活動を含め、レコード・レーベルが次々と変わっていったのだ。

 

なにはともあれ、グレッグが旅立って5年、やっとマンティコア・レーベルは再始動する。その再開記念として、この動画を公開したそうだ。これからも未発表の音源や動画があれば、どんどん出してほしい。期待してます、レジーナさん! 

 

一方、カール・パーマーは、ELPの本を出すとか、映画を作るとか、キースとグレッグのライブ画像に合わせてカールがドラムを叩くというコンサート・ツアーをするとか、いろいろ言っているが、どこまで実現するかは不明だ。

 

ベスト盤のボックスセット(Out of This World)は既に発売されているが、7CDのうち、1997年9月23日のライブ音源のみ初出、それ以外は既出なので買わない(笑)

 

 

I Believe in Father Christmas/2005 Studio Live

 

 

Watching Over You

この動画は1年以上前に公開されているが、おそらく上の「I Believe in Father Christmas」と同じ時に録られたものだろう。グレッグの服装、体型、ギターなど、すべて同じだ(笑) グレッグはちょこっとミスっているがご愛嬌。

 

 

1974 Happy Wedding

 

 

最期まで仲が良かったグレッグ夫妻でした…