美しいキミと1つになれる確率は天文学的に低くて
人は成功したボクにミラクルだとか言うけど
後付けで確率を割り出すことほど無意味なことはない
すべては必然なんだ
夜が明ければ、
たとえ雨が降っていても
周りのモノが見え始めるから
ボクには打つ手がたくさんある
網の目のように張り巡らされた
キミとの間にあるΩ(オーム)たち
隠れたり
跨いだり
潜ったり
懐柔したり
偶然を装ったり
強引な理屈を付けたりしながら
やっとの想いでキミに辿り着いたんだ
でも
キミの▼の下にある空洞の中で
ボクはじわじわと消滅してしまうのだろうか
突起物から溢れる蜜に溶かされてしまうのだろうか
オスカマキリのように、バリバリと頭から食われてしまうのだろうか
もうボク自身のΩは使い果たしてしまって、まったく残っていないんだ
2018.6.2
2019.7.10(改訂)
