閉ざされたもの閉ざされた感情にメスを入れる優越感に劣等感に飢餓感に絶望感に復讐心にまで 開かれた感覚にクサビを打つ視覚に聴覚に臭覚に味覚に触覚にまで 平静を装いながら誰にも気づかれないよう息を止めてその場をやり過ごす そんなことを繰り返していると自分がもうひとりの自分に追い詰められていくのが解る 畝る世間の中で泳ぐことのできないボクは潜らせたサイフォンから苦り切ったジャバを抽出する