今回ブログを担当します。同志社大学スポーツ健康科学部、高橋玄生です。
10月12日、Iリーグ最終節を終えて感じたことを今回『2つの感謝』という題で書いていきます。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私は大学では体育会としてサッカーを続ける気はありませんでした。しかし、「やってみるだけやってみな」と家族に励まされ挑んだ1回目のセレクションでは見事に落ち、なぜかそこで火がついた私は2回目に挑戦し合格。
こうして始まった大学サッカー生活でした。
しかし、振り返ってみてこの大学での4年間は私の思い描いたサッカー人生とはかけ離れたものでした。この同志社大学サッカー部での4年間を表すとしたら 『悔しい』 この一言に尽きるのかなと思います。度重なる怪我に悩まされプレーできない期間を長く過ごしたし、試合に出られず悔しい経験も嫌というほどしました。
そしてそんな時でも常に支えてくれたのが家族でした。群馬に帰って部活の話をすれば、必ず頑張れという言葉をくれたし、遠征にも駆けつけてくれて応援をしてくれました。そして、最後の試合でも、父には都合が合わずプレーする姿を見せることができませんでしたが、母と姉に見てもらうことができました。
家族に励まされ始まった大学サッカーを、家族の応援で終えることができて嬉しかったし、何よりも感謝しています。
本当にありがとうございました。
そしてもう一人。
私がサッカー部を続けることができたのは、同じ新島学園出身の悠雅のおかげです。
こんなこと書いている自分が本当に恥ずかしいし本人も恥ずかしいと思いますが、彼は私の大学サッカー生活に非常に影響を与えてくれました。約2年前、本人は酔っていたので覚えていないと思いますが、
「俺はお前と一緒にサッカーがしたいんだよ」
こう言ってくれたのを今でも鮮明に覚えています。あの時の言葉が冗談でも良い、だけれど私はこの言葉を信じたかったし、だからこそめげずにやり抜くことができました。結果的に一度も同じフィールドでプレーをすることはできず、不甲斐なさを感じていますが、本当に感謝しています。
他にも感謝を伝えたい指導者の方、同期の仲間もたくさんいますがキリがないので今回はこのくらいにしておきます。
最後になりますが2つだけ。
私は普段人に対して堂々と『ありがとう』と言えるような人間ではありません。ですが、今回はせっかくの機会ということで感謝の気持ちを書き綴ってみました。
感謝の気持ちを伝えること、何気に難しいと思います。生活する中では必要最低限の感謝が伝えられれば、それはそれで問題ないとは思います。それでもいつか、特別な感謝を大切な人に伝えてみてください。
それから最初の方で触れた、“悔しい”という表現。もちろん悔しさで満ちた4年間というだけではありません。その悔しさの中、苦しみながらも必死でもがき続けたことで得たものが確実にあり、人間としてまたひとつ成長できたのではないかと思います。そして何よりも大好きなサッカーと本気で向き合えたかけがえのない4年間でした。
長々となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。