はじめまして。商学部2回マネージャーの田村彩です。拙い文章かつ恥ずかしいのであまり読まないで欲しいです。

「なんで同志社来たんやろ。最後まで頑張っといたらよかった。」

 大学入学してすぐ、地元の子と電話するときは必ずこの言葉を言っていました。国公立大学に行くことを勧められる、いわゆる自称進学校で指定校推薦を受けることを選んだ私は、厳しい現実から逃げました。当時の進路課長兼副担任には呆れられた目で睨まれました。シンプルに怖かったです。
 高3の時毎週のようにあった模試では帰ってきてもC,D,E判定のどれか。高2の時から大して共テ模試の点数が伸びることなく高3の夏になってしまいました。そこで私は夏終わり指定校推薦という道を選びました。一般だと難しい大学に小論文と面接で合格がほぼ100%保証され、しかも早いうちに決まると言う制度に惹かれました。今となれば同志社に来て良かったと思いますが、指定校推薦を選んだことに少し後悔したときがあります。それは、共テの自己採点後です。夏の時点では考えられなかった点数を本番で取ることができてしまいました。

学校の方針で共通テストは絶対に受けなければならなかったため、指定校の試験をした後も共テに向けて勉強をしていました。2次試験の対策はしていなかったものの、この時指定校推薦ではなく自分の力を信じていれば納得のいく国公立大学に進むことができていたかもしれません。

ここで私が伝えたいのは、「諦めたらそこで試合終了」です。誰もが知っているスラムダンクの安西先生の言葉ですが、その通りだなと身に沁みて感じました。自分のこれからの可能性を信じずに容易な道に進んでしまうことは時に吉と出るかもしれませんが、凶と出た時に被る後悔は大きいものです。選択肢に悩むことがあれば、私は苦労すると目に見えていても後悔しない方を選ぶべきだと伝えます。
これはサークルではなく体育会を選んだことにも当てはまります。

何度も言いますが、今は同志社大学に来て良かったと思っていますし、たくさんの人に出会えて毎日が充実しています。
これから2年と少し部活も続きますが自分なりに全力で頑張っていきます。私を取り囲んでくれる皆さんこれからも私をかまってください。
そして今までもこれからも負担をかけるであろう両親には感謝してもしきれません。先日行った占いで「あなたは家族との関係が濃いですね。親の期待や顔色を伺って育ってきたんでしょ」とドンピシャで当ててこられました。顔色を伺うと聞くと良いように聞こえないかもしれないですが、私は両親の元で育って幸せです。いつか必ず恩返しします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。