こんにちは。今回ブログを担当させていただく文化情報学部2回生の爲則太一です。


いきなりですが、私はクリスティアーノ・ロナウドが大好きでした。レプリカユニホームもレアルのロナウドのやつ買ってました。あの高速シザースも憧れを持ってひたすら練習しました。しかし、ロナウド選手になることは現実的に無理でした。ロナウドは右利きで高身長でイケメン。自分とかけ離れてました。身長だけは!と思い牛乳、セノビック、ジュニアプロテインあらゆる手は尽くしました。しかし背は伸びず、背の順は常に前の方でした。

身長が伸びないという絶望の中、左利きで背が低いメッシだったらなれるかもと思い、無理やりメッシのことを好きになりました。ボディーフェイクやダブルタッチをひたすら練習し、メッシのプレーを参考にしながら真似てきました。小学生の時は派手なシザースやルーレットに憧れがあったのでそこまでメッシのすごさに気づいていませんでした。今ではその技術の高さが身に染みて分かります。プレーを無理やり真似ている内に、気がついたらロナウドを超えてメッシの方が好きになっていました。レプリカユニホームもメッシ買っとけばよかったと後悔しています。

小学生後半から大学の今でもメッシのプレー動画を見て、ひたすらイメージし、練習し、真似てきました。メッシになることを目標に今までサッカーを15年続けてきましたが、全くメッシなれていません。正直もう限界だと悟ってます。15年ただひたすらに練習してもなれませんでした。結局メッシは神の子でした。

先日W杯決勝があり、メッシは2ゴールをあげ優勝しました。メッシは唯一、W杯優勝というタイトルだけは手に入れたことがなかっただけあって、自分のことのように飛び跳ねて喜びました。メッシが優勝決めた瞬間の、あの弾ける笑顔を見ると流石に涙がこぼれました。普段みんなが感動して涙するような映画やドラマを見ても全く涙が出ない私ですが、この瞬間だけは大量の涙が出てきました。それだけメッシは自分にとって好きな選手で憧れの存在であり、爲則太一を創り上げた人だと思います。
メッシはとんでもない期待ととんでもない批判の中でプレーし、最後まで戦いました。その最後のW杯で見事に優勝するメッシの生き方はカッコ良すぎました。

大学サッカーはレベルが高く、試合に出れなくてサッカーに対するやる気がなくなったり、上手く行かないことが多くてサッカー自体が嫌いになったりしたこともありました。しかし大学サッカー残り2年しかありません。私はメッシのようにサッカーが上手くなれませんでしたが、この最後までやり遂げるメッシの生き方だけは真似できるのかなと思っています。なのでメッシのように最後まで全力で走り続けたいと思います。

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。