イエローカード
みなさんこんにちは。今回の部員ブログ担当します法学部法律学科2回生の服部悠快です。びっくりするくらい長いですが、ぜひ最後まで読んでください。
私はよくイエローカードを貰います。イエローカードとは試合で審判が選手に対して、警告を宣する時に提示するものです。私はそのイエローカードをよく貰います。ラフプレーよりかは抗議で貰います。先日のIリーグでも頂きました。イエローカードは普通、試合中に貰いますが、私はピッチ外でも貰ったことがあります。それは高校の監督から貰いました。
それは遡って高校1年の冬、サッカー部の遠征で福井県に行っていました。2日目の朝、私は朝の集合に遅れて行ってしまいました。遅刻したことに加え、高校1年の僕はボールやマーカーの準備片付け、掃除などのチームの仕事を他の選手たちに任せっきりだったので、遅刻とそれを含めてこっぴどく怒られました。その時監督から、「お前、イエローカードな。」と言われました。意味分かりませんでしたが、ピッチ外で初めてイエローカードをもらった瞬間でした。
まあ、でもイエローカードといっても、警告やし、次遅刻せんかったらいっかと思っていましたが、その後、遠征での試合と新人戦の予選、あわせて10試合、私は出場はおろか、ベンチにも入れてもらえませんでした。「いや、監督イエローカードの意味知らんやん、警告越えてるやん。」と思いましたが、この効果は絶大でした。私は試合に出たい思いがすごく強かったので、チームの仕事を全力で誰よりもして、遅刻しないようにチームで1番最初にグラウンドに出る生活を始めました。それを続けていたら、試合で使ってもらえるようになりました。結局イエローカード1枚のまま高校を卒業出来ました。もう1枚貰っていたらどうなっていたのでしょう。
そのイエローカードの効果は本当に絶大で、今でも効いています。遅刻しないこととチームの仕事をすることはあれから癖付き、高校3年になっても、無意識にボールとマーカーを走って片付けていました。大学に入って、トレーナーさんやマネージャーさんが多くのチームの仕事をしてくれていますが、マーカーやボールは他の人に任せず回収しようとしています。ちゃんと遅刻は0です。
試合に出たくて、自分を変えて、続けた事は今では習慣となって無意識に出来るようになりました。サッカーはチームが無いと出来ません。だからチームの仕事をすることは、当然に必要なのです。遅刻も社会人としてあってはならない行為です。これらを習慣化させてくれたのは、監督からのイエローカードです。感謝してます。
これが僕を変えたピッチ外でのイエローカードの話です。みなさんもぜひ、貰ってみてください。自分を変えるきっかけになります。