出会いという奇跡


こんにちは。この度部員ブログを担当させていただくことになりました、社会学部2回の冨田太陽です。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると、嬉しいです。

私はこのブログを機に、自分の人生について振り返って見ることにしました。私は、親の仕事の影響で、北は北海道、南は佐賀と、日本全国をとびわまり、様々な場所で生活をしてきたことから、多くの出会いと別れを繰り返してきました。その中でも、一番印象深く心に残っているのが、小学4年生のときの出来事です。当時、私は兵庫県の西宮で生活をしていましたが、ある日、父が仕事から帰ってくると、『転勤することになった、九州やけど、どこやと思う?』と聞いてきました。私は、覚えたばかりの都道府県を思い出し、答えていきましたが、最後まで出てこなかった場所がありました。それが私が引っ越すことになった場所、佐賀県です。

それから、佐賀県に引っ越し、夏休み明けの初日の日。クラスに入ると、聞いたこともない方言が飛び交い、滅多にこない転校生の私を見て、初対面にも関わらず、ヤジを飛ばしてくるクラスメイトがいました。自分はここでやっていけるのかと不安を感じたことを今でも鮮明に覚えています。しかし、そんな不安はすぐに消え去り、佐賀県での新しい仲間との出会いは、私にとって掛け替えの無いものになりました。授業中はふざけたおし、毎日のように喧嘩が起き、先生の言うことは聞かず、好き勝手に行動する人たちばかりで、そんな同級生たちと、生活を送る毎日は、言葉にできないほど楽しく、学校という場所が大好きになっていきました。今になっても、佐賀にいた頃の仲間たちと、頻繁に連絡を取っていますが、皆のやらかし話や、おもしろ話を聞くたびに元気をもらっています。もし、佐賀県に引っ越さなければ、この仲間達と出会うことができなかったと考えると、本当にこの出会いは、奇跡だと感じます。

これからの人生も、自分にとって大切な『出会いという奇跡』がたくさんあればいいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。