国立の街並み | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

先日、展覧会の関係で連続して、
国立(くにたち)に通うことがありました。

国立は、もともと国分寺と立川の間に位置することから、
このように命名されたようですが、普通に読んだら、
こくりつ で、何でわざわざこんな紛らわし名称にしたのかと疑問です。

自分にとって国立は今回が初ではなく、時代が遡りますが、
中学生の時、サッカーの練習試合でこの国立駅から、
近くの中学校まで歩いたとき、いい街並みで、帰りに丼用の陶器を
店頭で買って帰った記憶があります。

最近は、国立駅も高架工事が完了し、昔のローカル感のある駅とは
趣きがことなっています。

今回、国立にしばし滞在し、判明したのが、
国立が音楽の街であるということです。

国立の名前を冠した国立音楽院もそうですが、
それだけでなく、音楽の名門、桐朋学園もこの国立だったのです。

わざわざ、浜松までピアノのコンクールを鑑賞しに行くような
クラシック好きの自分が、そんなことも知らずにいたのが恥ずかしくなりました。

展覧会場の中庭にいると、隣の建物から、ピアノの練習している音色が
聞こえてきたり、飲食店に入っても、音楽をやっていただろうと
思わせるような立ち居振る舞いの女性がいたりします。

国立には、一橋大学がそばにあり、学生の街ではありますが、
八王子も大学が多いことから学生の街と称されますが、
駅前の雰囲気が全然、異なります。

特にいま自分が住んでいる川崎(川崎区)とのギャップが激し過ぎて、
すぐにでも、国立に引越したい衝動に駆られました。

マンションの建設も多いようで、駅前はマンションのチラシを配る
不動産関係者が列をなして、配布しています。

みなさんは国立に行かれたことはありますか。。