照明の節電の誤解? | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

最近、原発の影響でいろんな節電対策がされており、
いろんな場所で、照明が抑えらています。

不要な照明はこまめに消す、これは節電のようで、
実際は浪費していることがあるので要注意です。

それはどういうケースかというと、蛍光灯です。

蛍光灯は長時間、つけっ放しにするのには向いていますが、
短時間で、オンオフをするのには不向きなのです。

例えば、家のトイレの電球は蛍光灯は使用されていません。

それはスペースや照明の色の問題もあると思いますが、
本当は消費電力にもとづいています。

いわゆるソケット型の白熱電球は、
時間当たりの消費電力が比較的高いので、
長時間使用するには、不向きですが、
オンオフに特別な電力を必要としません。

反面、蛍光灯はオンにする際、約20分相当の電力を
一気に消費するのです。

この事実は中学校の時、技術(図工)の授業で偶然、
耳にしましたが、あまり知っている人がいないため、
少し啓蒙した方がいいかなと思っています。

事実、寮に住んでいた際、節電を心がけようと、
誰も使用していないときは、電気を消すと、
蛍光灯を使用しているにも関わらず、頻繁に
オンオフを繰り返していました。

当の寮生たちは、当然節電のつもりで電気を消しているのですが、
ところが、トイレの蛍光灯に限っては、短期間で、
照明が切れてしまい、頻繁に蛍光灯を交換していました。

つまり、彼は節電のつもりが、とんでもない浪費を
知らずのうちに繰り返していたのです。

ただ、いろいろ気がかりだったので、
参考となるリンクを掲載します。

蛍光灯の認知度
http://www.yasuienv.net/FluoroDenkyu.htm

蛍光灯の点灯時の消費電力については、
さほど電力を要しないというのもあるようですが、
点灯時を繰り返すことにより、蛍光灯の寿命が短くなるのは、
確かなようです。

それらのことを認識した上で、蛍光灯のオンオフをしているなら、
いいのですが、電車(南武線)に乗っていても、蛍光灯のオンオフを
繰り返していたため、蛍光灯の寿命が短くなっているのは確かです。

なお、免責ではないですが、自分の方でも、全てを調べきれている
わけではありませんので、気になられた方は、
再度、お調べ頂くことをおすすめします。

ただ、いまではLEDが一番優れているとは思います。

エコのつもりが実はエコでなかったということがありませんように。。