特別買う必要もなかったのですが、ペラペラめくっていて
面白かったので、つい買ってしまいました。

四季報を眺めていて思うのは、社会人になってもう5年ぐらいになりますが、
一部上場している会社でさえ、知らない会社が多いということです。
C(一般消費者)向けにサービス展開しているところは、
まだ接点や認知がありますが、B(企業・法人)向けに、
仕事をしている会社は、通常生活をしていて知る機会はほとんどありません。
日本はよく、手先の器用さから、ものづくり大国と称されることがありますが、
実際、いろんな部品を海外に納入している企業は多く、
それらのほとんどが、自分の知らない企業でした。
自分もかつて、学生時代は普通に就活をしていましたが、
経済学部でありながら、社会の経済活動に疎かったので、
一体、どんな企業があるのかをリクナビで閲覧しているような状態でした。
四季報に掲載されているのは、上場している会社だけですが、
それでもその企業の概要であったり、最近の状況を完結にまとめていますし、
各業界におけるホットな情報が掲載されています。
就活も始めの段階では業界研究などどいうのをやらされますが、
そんなのは学校のために作られたようなものです。
仮に英語を仕事でいかしたいのであれば、
有名企業でなくとも、海外と取引のある会社であれば、
仕事でも英語を使用する可能性は十分あります。
その上、一般の学生は四季報をわざわざ読まないでしょうが、
企業で働いている人は常に他社の情報だったり、
市場の動向を気にしているわけで、そういうことを考えると、
面接担当官と対等の立場で話をすることが出来ます。
リクナビとか企業のホームページは、その企業がメインで作成しているものですが、
四季報はアナリストなどの専門家からの視点であり、
より端的にその企業の強みや弱み、財務状況を示しています。
本来、こういうことは自分が実践してみて、
それで実績を残してから紹介するのがベストなのでしょうが、
さすがに学生に戻り、新卒として就活というのはできないので、
提案という形にしました。
就活のツールとして、四季報などはいかがでしょうか。。