2ヶ月ほど前、iPhoneから一時的に離れ、
手帳、手書きにこだわっていた時期がありました。
理由は、一日のかなりの時間をiPhone利用して何かをしており、
依存している傾向がみられたため、少し、
昔の自分みたく、アナログに戻ろうと、以前も使用していた
モレスキンのハードカバーの小さい手帳と、
書き味のいい1000円ぐらいのペンを購入しました。
ずっとパソコンに向かっていると、集中力が散漫することがあるように、
手帳に書くことにより、気持ちが静かに、
より深い思索ができると思いました。
しかし、実際に手帳にいろいろメモ書きをするようになると、
いろんな問題に直面しました。
まず一つは、自分の字が汚く、自分ですら判読するのが、
困難であることです。
特に電車の中で書く時は、電車の揺れがあり、
文字がぶれますし、立っていたら、揺れに気をとられ、
ほとんど集中して書けません。
二つ目は、両手を使用すること。
iPhoneや携帯であれば、みなが電車でやっているように、
片手で入力できますが、手帳に書くとなると、
左手で手帳を持ち、右手にペンを持つというスタイルで、
電車の中では余計にふさわしくありません。
三つ目は、手帳で、モレスキンの場合、
割と高価ですが、ページ数が少ないため、
割とあっという間に手帳を使い切り、再購入しなければならず、
お金がそれなりにかかります。
四つ目はデータではないので、編集や同期、
バックアップがとれないこと。
書いたものを読み返す機会は少ないのですが、
データであれば、特定の文字から検索もできますし、
編集・加工も容易にできますが、紙の場合、
そうはいきません。
5つ目はスピードです。
自分は手書きが慣れていないこともありますが、
iPhoneでのフリック入力に比べると、
手書きの方が遅く、指も疲れますし、
電車とか乗り物では、書きにくいことはさきほど上げましたが、
字が読みづらい上に、書くのも遅かったりします。
そういうわけで、いまは完全にiPhoneに戻り、
自分が使用しているWRITEROOMというエディタを使用して、
思索や考え、メモをまとめています。
よくビジネス雑誌に手帳術であったり、
モレスキンも手帳の使い方で本が出版されているくらいですが、
どうも自分にはしっくりきませんでした。
みなさんは、スケジュール管理以外で、
手帳を使用されていますでしょうか。。