テレポーテーション | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

アメリカのディスカバリーチャンネルで、
テレポーテーションに関する特集がされていました。

そこでは KAKU MICHIO という日本人研究者の事例を
中心に紹介されていますが、SFの話ではなく、
あくまで現在の研究結果にもとづいた内容で放映されています。

テレポーテーションの原理とは、
離れた原子に全く同じリズムの振動を両方に与えると、
その原子同士が、徐々にシンクロするようになるというのを、
応用させます。

人間がテレポーテーション出来るようになるのは最終段階で、
順番としては、原子、分子、液体、小さい物、
普通のサイズの物、植物、動物、そして人間になります。

テレポーテーションとは、結局、
原子レベルまで一度分解させ、もとの状態を何かの媒体に
正確に記憶させておき、それを復元させることになります。

従って、初期の段愛においては、分解はしたものの、
復元できなかったということが発生すると思われるため、
小さく、無機質のものから徐々に段階を踏んで、
発展させていきます。

これに関しては、実用化までにはまだまだ年月がかかりそうで、
自分が生きている間に、そのプロトモデルができれば
いい方ではないでしょうか。

しかし、これができれば、ついに人間は物理的な距離の壁を
乗り越えることができ、どれほど汎用されるかは分かりませんが、
いまのインターネットで世界が一瞬にしてつながっているような感覚で、
世界に行き来できるかもしれません。

今後の研究に注目です。。