先日の地震で交通網が麻痺していたため、
地震の翌日は自転車で職場まで行くことにしました。
自分が住んでいるのが川崎で、職場が品川ですが、
距離的には10キロ程度なのですが、
その日に関しては別の事務所がある青物横丁まで、
自宅から自転車で行くことにしました。
自転車といっても競技用のロードバイクではなく、
ごく一般的なママチャリです。
しかも、学生時代に購入して、ほとんどメンテナンスもしてないので、
3段のギアも変えることができず、呼び鈴も壊れていたり、
自転車の鍵の部分を一度、接着剤でイタズラされ、
修復した跡があったり、チェーンも当然錆びていますし、
ふんだり蹴ったりの自転車です。
そんなオンボロ自転車で駆り出したわけですが、
トライアスロンをやっていた性質上、自転車に乗ると
自分自身に火が付き、やたらと飛ばそうとする習慣があります。
スピードを出すので、歩道だと逆に歩行者と接触する危険性があり、
車道を車と一緒に走るようにしています。
かなり荒い乗り方をしたり、ペダルにかなり負荷をかけていたため、
いざスピードを出そうとしたときにチェーンが外れてしまいました。
自転車には詳しいので、淡々と自分でチェーンをつけなおしたわけですが、
ここで簡単に出来るチェーンの直し方を紹介します。
まず、チェーンを引っ張ってギアにはめようとしても、
やってみれば分かりますが、まず無理です。
チェーンはそんなに伸縮性がありませんし、
伸縮性があったら危険です。
チェーンは自転車の右側にあるのが一般的だと思いますが、
チェーンがギアの内側に落ちたと想定します。
まず、自転車を右側を下にして、完全に地面に倒します。
そうすると、ギアが下、その上にチェーンが乗るような状態になります。
この状態ではまだチェーンはギアから外れたままですが、
重力により、チェーンがギアと接触しやすくなっています。
その状態のまま、手でペダルを前に回します。
そのためには自転車のサドルを地面の支点にして、
自転車が逆さの状態になり、それでチェーンがギアに
絡むように傾きをつけます。
それでペダルを手で回しているだけで、
いずれチェーンがギアに勝手に絡み、
もとに戻ってくれるのです。
本当は実演してみせるのが一番わかりやすいのでしょうが、
分かりにくいのはご容赦ください。
要約すると、チェーンが外れたら、自転車を逆さにして、
チェーンがギアの上に被さるように車体を傾け、
あとは手でペダルを回し続けるということです。
チェーンを外れるということはそうないでしょうが、
外れた場合は思い出して、やってみてください。。