RecoCheck(レコチェック) | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

リクルートが新しい位置情報アプリをリリースしました。

それが、RecoCheck(レコチェック)です。

いわゆるfoursquareと同じようなアプリで、
日本でもロケタッチなどいくつかの会社が似たような
サービスをリリースしています。

レコチェック、使用開始したばかりですが、
使ってみた感想。

1 思っていたよりデータベースがしっかりしている
2 操作性がいい
3 Twitterのフォロワーが表示される
4 投稿画像がきれい

このレコチェックの目的の1つとして、
位置情報を兼ねた食べログ、ぐるなびを目指しているような状態で、
レストラン、飲食店での情報に重点をおいています。

リクルートとしても無意味にアプリをリリースするはずがなく、
以前から発行しているホットペッパーに代わる
新しい飲食店に関するアプローチを考えているのだと思います。

また、グルーポン系共同購入として、ポンパレもあり、
最終的には、レコチェック上でも、クーポンだったり、
割引案内等をするのかもしれません。

この位置情報に関しては、foursquareが圧倒的優位に立っているため、
リリースされたと聞いたときは、いまさら感を思いましたが、
大きく異なる特長として、foursquareはTwitter連携していますが、
それは情報がTwitterにも反映されるというだけで、
登録や友達というのは別になっています。

なので、Twitter仲間でfoursquareをやっている人がいても、
自動的にfoursquare上で友達になるわけではなく、
個別にそのユーザを探して、申請する必要があり、面倒なため、
基本的に勝手にチェックインし、たまにバッジをもらう状態で、
foursquare上で友達とやりとりというのはありません。

しかし、レコチェックに関しては、もとからTwitterのフォロワーが
友達と表示されるため、もちろんそれは、その人がレコチェックを
ダウンロードし、使用しているのが前提ですが、
いちいち探して申請する必要がなく、自動的検知されるため、
その点では、新鮮さがあります。

リクルートの特長として、莫大な資金力と、
複合的にサービス展開している点があるので、
仮にレコチェック単体で大きな成功を収めなくても、
二次的にうまく活用できる可能性も考えられます。

ついでにいうと、foursquareでいうメイヤーが、
レコチェックではオーナーという表現になっていますが、
まだほとんどレコチェックの利用者がいないため、
「チェックイン=オーナー」という状態です。

foursquareも最近、いろんな展開を示唆していますが、
この位置情報系サービスは今後いよいよ注目です。。