自業自得な水あたり | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

先日、水あたりになりました。

何を飲んで水あたりになったかというと、
驚くべきことに、、自宅の水道水だったのです。

12月に川崎の親戚宅に引越してきて以来、
3階部の部屋を間借りしているのですが、
その3階の水道水が原因なのです。

その3階の蛇口は長年、使用されておらず、
叔母からも飲まないように忠告は受けていたのですが、
ここ3ヶ月、歯磨きに使用していて特に問題ありませんでした。

いままでは忠告を守り、飲まないようにしていたのですが、
夜、風呂上がりでのどが乾き、下のフロアに降りるのも面倒だったので、
そのままその3階の蛇口をひねり、ガブ飲みしました。

味からしても、炭酸カルシウム?が混ざったような感じでした。

ただ、自分の中で仮定をしていて、
日本で自宅の水道水を飲んで、水あたりになった事例というのは、
今まで聞いたことがなく、仮に水あたりになったとしても、
少し下痢をするぐらいだろうと過信していました。

翌朝、起きてみると胃が重く、まったく食欲がありません。

ほとんど朝食に手をつけないまま、自宅を出ましたが、
吐き気がすごく、10分ぐらいの電車なのですが、
かなり気持ち悪くなりました。

とりあえずオフィスについて仕事を始めるものの、
脱力感で集中できず、激しい下痢にも襲われました。

よくアフリカなどの地域で下痢で極度の脱水症状になり、
死にいたるケースがあるというのを伺ったことがありますが、
この下痢が止まらなかったら、間違いなく衰弱すると実感しました。

そんな状態で昼休みを迎え、とても食事をできる状態ではなかったので、
ソファーを探して、仮眠をとりました。

休憩後、さすがに仕事できる状態ではないと観念し、
午後、病院に行くことにしました。

病院で体温をはかると、38度あり、
水あたりで発熱まで生じていました。

いろいろ薬を処方してもらい、血液検査もして、
当然ながら、会社に戻らず、自宅療養することにしました。

その後は薬が効いたおかげか、下痢もおさまり、
翌朝には平熱に戻っていました。

再度、病院に血液検査の結果ために行き、
その後、遅れて出社しました。

同僚には単純に体調不良とだけ伝えており、心配されましたが、
自宅の水道水を飲んで水あたりで発熱して、
というストーリーを語り、理解してもらうには時間がかかりそうだったので、
「まあ、大丈夫です」とだけ答えました。

みなさんの家はまったく問題ないと思いますが、
この記事を読んで、日本でも水道水で水あたりになることがある
という教訓を覚えていただければと思います。

あれから水道水恐怖症なったのでした。。