プレジデントに孫正義の白熱教室というタイトルで、
茂木健一郎との対談が掲載されており、気になって購入しました。
孫正義については、一通りのことは知識としてありましたが、
特に今回の記事で面白かったのは次の点です。
孫正義が子供の頃、なりたかった職業として、
4つ上げています。
1 小学校の先生
2 事業家
3 貧乏画家
4 政治家
当時、韓国籍だった孫正義は、日本国籍でないと、
小学校の先生と政治家にはなれないと大人に言われ、
現在、大事業家として活躍しています。
小学校の先生や事業家、政治家というのは、現在の彼の姿と
照らし合わせても違和感ありませんが、貧乏画家というのは、
一体何のことでしょうか。
彼いわく、好きな画家として、千住博、モネ、ゴッホが好きで、
とりわけゴッホの生き方に彼は共感しているのです。
それは、画家というものは、生活のために絵を描くのではない、
お金のために描くのではない、展覧会に出すために描くのではない、
自分の好きなものを描いているだけである、と。
彼は60代で、第一線から退き、ソフトバンクアカデミアの校長して、
後継者育成に尽力しながら、同時に絵を描くために時間を費やしたい
とも語っています。
孫正義が描いた作品など、みたこともなく、
調べても見当たらず、事業家としてスタートしてからは、
絵筆をとったりということはないのかもしれませんが、
作品があるのであれば、ぜひとも拝見してみたいものです。
経営者で絵を描くという人は、まったくいないわけではありませんが、
明らかにマイノリティで、ある意味、ビジネスとは対極の世界です。
彼が事業として芸術に関わっていくということはないと思いますが、
今後、絵画に関する発言が増えていくと思われ、
それが社会にどういう影響を与えるのか、楽しみであります。
これほどまでに激動の人生を生き抜いてきた彼が、
一体どんな作品を描くのか、考えるだけでワクワクします。
モネとかゴッホとか印象派を好むあたりからすると、
抽象絵画よりも、写実的な作品を描くのではないかと思います。
もし、これらについて情報をご存知でしたら、
ぜひともコメントで情報をください。。