みなさんは「自炊代行」というのをご存じでしょうか?
自炊とは家事の自炊ではなく、本を裁断して、
ページをスキャンスナップなどで大量にスキャンし、
データ化することを指します。
かなり以前ですが、自炊代行についてブログに紹介し、
いまでもよく検索によくかかっています。
自炊代行「BOOKSCAN( ブックスキャン )」
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10558186514.html
自炊代行とは、それを代行してくれるサービスで、
法律的に問題視されながらも、まだいくつかあります。
自炊してもらう目的は様々で、本は保管するのにかさばるけど、
捨てるには惜しく、一応データとして残しておきたいであったり、
本を持ち歩くのは不便なので、専用端末なり、パソコンで
読みたいというのかもしれません。
それらも非常に便利な使い方だと思いますが、
最近思いついたのが、海外からの利用です。
海外に住んでいると、自分の留学経験からもいえますが、
日本の書籍を読みたい欲求にものすごく駆られます。
パリなどの大都市には、ジュンク堂だったりブックオフがあり、
日本の書籍を店頭で購入することが可能ですが、
それでも値段が高いですし、取扱い書籍も限られています。
日本のAmazonで購入して海外配送してもらったり、
海外転送サービスを利用して、発送代行してもらうことも可能ですが、
配送料が高くつきますし、配達日数もそれなりにかかります。
その海外配送費を抑え、しかも配達日数を短縮させるためには、
どのようにすればいいか?
そこで考えついたのが、海外から自炊代行を依頼することです。
自炊代行に依頼する場合、家の本を指定された自炊代行業者に送り、
依頼することも可能ですが、
もう一つはAmazonや楽天ブックスなどのECサイトから、
直接、自炊代行業者に送る方法です。
つまり、海外に住んでいて、日本の本が読みたくなったら、
Amazonなどで本を注文し、自炊代行業者を配送先に指定し、
後日、自炊代行業者からスキャンされたデータが、
メールなどで納品されるという仕組みです。
これで金銭面で節約できるのもそうですが、
それ以上に、何か調べものなどで緊急を要する場合などでも、
Amazonであれば当日配送もしてますし、すぐにデータが納品されれば、
2、3日で入手可能かもしれません。
このようなアイデアは、まだ見聞きしていないので、
ほとんど認知されていないと思いますが、
海外に住む不自由さを大幅に改善する方法であり、
今後、口コミで広がっていくような気がします。
ぜひ、海外にお住まいの方や友人、知人がいたら、
こんな自炊代行の方法をご利用されてみてはいかがでしょうか。。