先週の土曜日、自分の絵の先生である田渕隆三作品展の
オープニングセレモニーがありました。
今回の作品のメインは、10月にエベレストを描くために、
現地に赴き、3週間に渡る滞在の中で、標高5600mの地点まで登り、
その場で作品(油絵)を仕上げるというスタイルです。
ここ2、3年は年に2回ほど、春・秋とエベレストを描きに行っています。
自分はさすがに同行したことはありませんが、
9月に富士山に登ったのも、このトレーニングの一環でした。
なので、実体験ではなく、伝聞になりますが、
空気が薄く、少ないのは当然として、気温も低く、
場所や時間によってはマイナス20度で、そんな状態で、
外でキャンバスにむかって絵筆をとっています。
また、山の天気なので不安定かつ曇りが多く、
晴れないと絵にならず、仕事ができないわけです。
そんな絵描きにとって厳しい条件の中、
描きあげてきたのが、今回の作品展になっています。
場所は八王子のムラウチファニチャーアクセスで、
車の場合、中央高速を降りてすぐですが、
電車の場合、八王子駅郵便局前から専用のシャトルバスが、
1時間2本の間隔で、無料で利用できます。
アクセス案内
http://www.murauchi.net/store/hachioji/map.html
基本的には個展ですが、絵画教室に通っているひとの作品展でもあり、
自分もフランスで描いた教会の絵を出品しています。
(作品と一緒に、、)
時間は午後6時半までで、会期は今月の21日(日)までです。
また、会場の上のフロアには、村内美術館もあり、
バルビゾン派のミレーなどの作品が所蔵されています。
もし、お近くに住まいの方や美術に興味のある方は、
ぜひ会場におこしください。