本・自炊・電子書籍 | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

今回、引越しにともない蔵書252冊を捨てることになりました。

本を買う動機はさまざまで、ブログを書くために興味本位で
購入したり新書とか、ビジネス書だったりしますが、
買った本というのは、それなりに再読するだけの価値はあります。

自分の場合、非常に非効率だと思うのですが、
読んだ本は、短期記憶としては内容を覚えているのですが、
1週間もすれば、完全に頭から抜けてしまいます。

なので読んですぐ、ブログに起こしたり、まとめたりするのですが、
つまり、時間をおいてから再読しても、かなり自分には新鮮なわけで、
読むと(再)発見が少なくともあります。

ともあれ、本というのは、少なければ害はないのですが、
100冊を超え始めると、保管スペースの問題が発生します。

恐らく捨てた本も含めれば、カウントはしてませんが、
700冊程度、蔵書があったような気がします。

要は紙でなくても、何らかの形で再読できればいいわけですから、
電子データでもいいわけです。

いま流行りの電子書籍という選択肢もありそうですが、
実際に電子書籍になっている本は極めて限られています。

本と電子書籍の中間を取ると、以前紹介した自炊で、
本を裁断、スキャンし、PDFという風にもできますが、
PDFの場合、電子書籍と異なり、
読みやすいような工夫がされているかというと、
全然そうではありません。

自炊代行は1冊100円ほどですが、それも200冊になれば、
2万円になります。

自分の場合、本棚を整理しきれなくなり、
どんな蔵書があるかさえ、わからないような状態。

本のバーコードからペンリーダーで書籍情報を読み取り、
データベース化できるソフトもあったと思いますが、
本のカバーを保存していない自分には無意味です。

いま使っているルミナスの組み立て式のパイプの本棚も、
7000円ぐらいしましたが、
本を保管するための投資が必要になってきます。

電子書籍論争もいいですが、
いまある蔵書をどう省スペース化し、かつ再活用するか、
問題は山積なのでした。。