Bluetoothキーボード、最近はまっています。
ポメラとの比較記事を書き、その時は、あくまで、
ハード面で実際にキーボードは
ほとんど使用していない状態でしたが、
最近は、もっぱらBluetoothキーボードで、
やはり自分にとってポメラは不要になるかもしれません。
しばらく使ってみて、いろいろなことがわかったので、
それを紹介します。
漢字変換が変であることは、何回か書いているので、
すでにご存知だと思いますが、
ATOKがiPhone用に開発しているとのことなので、
これは発売されれば解決されるだとうと思います。
エディタアプリは繰り返しになりますが、
WriteRoomを使用しており、すべてのエディタアプリを
試したわけではありませんが、パソコンでいう秀丸に近く、
シンプルでありながら、機能的という感じです。
Bluetoothキーボードで、困っていること、
それは、ショートカットキーが使えず、
パソコンを使い慣れている人なら、当然のように、
コピペするときは、ctrl+C を使用しますが、
これがBluetoothキーボード(iPhone)では使用できないのです。
しかし、気になってあとで調べてみると、
iPhoneは使用が異なり、違うボタンがショートカットキーになっていることが
判明しました。
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<iOS 4.0 キーボードショートカット一覧>
WindowsキーはCommand、AltはOptionと同等
Command+Space: 最初の1回でキーボード切り替えインジケータ表示
Command+A: 全選択
Command+C: コピー
Command+X: カット
Command+Z: 取り消す
Command+Shift+Z: やり直す
Command+V: ペースト
Command+↑もしくはCtrl+↑: テキストの先頭にジャンプ(Home)
Command+↓もしくはCtrl+↓: テキストの末尾にジャンプ(End)
Command+←もしくはCtrl+←: カーソルを行頭に
Command+→もしくはCtrl+→: カーソルを行末に
Shift+→, Shift+←: 選択範囲作成
Shift+Command+←もしくはShift+Ctrl+←:行頭まで選択
Shift+Command+→もしくはShift+Ctrl+→:行末まで選択
Option+←: 行頭方向へ単語単位ジャンプ
Option+→: 行末方向へ単語単位ジャンプ
Shift+Option+←: 行頭方向へ単語単位選択
Shift+Option+→: 行末方向へ単語単位選択
Ctrl+A: カーソル行頭ジャンプ
Ctrl+E: カーソル行末ジャンプ
Ctrl+F: カーソル右
Ctrl+B: カーソル左
Ctrl+K: カーソル以降削除
Ctrl+JもしくはCtrl+M: 改行
Ctrl+H: バックスペース
Ctrl+I, Tab: タブ
Tab: フォームで次へ進む
Shift+Tab: フォームで前へ戻る
(以下はApple Keyboardでないと無効?)
F1: バックライトを暗く
F2: バックライトを明るく
F7: iPodの戻る
F8: iPodの一時停止/再生
F9: Podの進む
F10: 音量ミュート
F11: 音量を小さく
F12: 音量を大きく
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つまり、Ctrlキーのかわりに、Windowsキー(win)を
押せば、使用可能なのです。
(打ちづらい場所にあるwinキー)
しかし、Ctrl+C に慣れてしまっているため、
本来、左手だけで済むものが、両手使わなければならず、
しかも Winキーをどの指で押すかも不明です。
(おそらく右の親指)
範囲指定は、通常通りShiftキーのまま。
なお、文字検索であったり、置換機能も搭載されていないため、
文章を書き換えようと思っても、その分はあとで
パソコンで作業というスタイルになります。
また、半角英数への文字の切替も遅く、通常であれば、
全角半角ボタンですみますが、Bluetoothキーボードの場合、
win+space という2つのボタンを押さなければならず、
加えて、切替もスローであるため、それもストレスだったりします。
(切替がスローで、ストレス)
なので、そういう場合は、あらかじめ、ユーザ辞書登録が便利で、
[iPhone]に関しては、もとから[あい]を入力すると変換候補で表示されるのですが、
自分がよく使用する[WriteRoom]は[らい]で登録したので、
[らい]と入力すればOK。
(ユーザ辞書登録)
(半角英数への切替が不要)
さらにいうと、日本語のキーボードであれば、F6がひらがな、
F7がカタカナ変換への一発変換になっていますが、
これらもないため、ひらがなは変換せずにEnterを
押せばいいので問題点ないのですが、
カタカナの場合、毎回変換候補の中から選択する必要があります。
そもそもこういった問題も、iPhoneにはキーボードの配列に、
「JIS(日本語)」がなく、「US」配列しかないため、
リュウド RBK-2100BTJ × iPhone の組合せの場合、
見た目は日本語配列なのに、実際はUS配列で、
正誤表ではないですが、そのようなシートとシールが、購入時の箱に、
同封されています。
(US配列シートとキーに貼るシール)
なお、折りたたみ式なので、デスクのない場所では打つのに不安定で、
ひざの上でやるときは、なにかしらの台が必要になります。
こないだは、iPadがカバンに入っていたので、
iPadを台にしました。
(iPad、やや重いが安定性はグッド)
大きめのノートでも、やや柔らかいですが可能です。
(ツバメノート、やや不安定)
クリップボード(ファイル)は、ある程度軽く、色も黒でマッチし、
硬さも安定感があるので良さそうです。
(色のマッチングがいい)
ほかにもAmazonで配送される際のダンボールの天板なんかも、
使えそうですが、見た目的に安っぽい気がして、
せっかくBluetoothキーボードでカッコよくなっているのが台なしです。
(おまけ、100均で購入したまな板)
いずれにしても、Bluetoothキーボードは、
iPhoneの欠点が補われていて、かなり知的生産性が向上します。
iPhoneお持ちの方は、ぜひおすすめです。。