リツイート・マーケティング<ホリエモン流> | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

最近、ホリエモンのツイッターを見ていると、彼が出版した『拝金』に関して、
リツイート、リプライしているケースが多々見受けられます。
 
「拝金」に関するRT一覧
http://bit.ly/azuBuR
 
「拝金」に関するQT一覧
http://bit.ly/9xQQdr

自分が思うに、これは彼なりの効果的なマーケティング手法で、
10の理由を上げてみました。
 
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1 彼のフォロワー数は約52万人で、フォロワー数・日本総合ランキング4位(本日時点)
 
2 フォロワーはホリエモンに対し、何かしら関心を持っている(見込み客)
 
3 1回のツイートで52万人の人に配信され、それがさらにリツイートされ伝播する
 
4 感想をツイートすれば、ホリエモンに取り上げられる可能性があるため、
  フォロワーが本を読んでツイートするケースが増える
 
5 ホリエモンをフォローしている52万人の内、
  おそらく大半はツイッター初心者でフォロー数が少なく、
  タイムラインがホリエモンのツイートで埋まる
 
6 繰り返し、ホリエモンが違う人リツイート、リプライするため、
  段々、本が気になってくる
 
7 マス広告と違い、費用がゼロ円で、かつ継続性があり、
  ホリエモンの意思により、いくらでも続けることができる 
 
8 ホリエモンによるフィルターがかかっているため、
  悪い書評は反映されず、好意的なコメントほどリツイートされる
  
9 フォロワーは読まなくても、本に関する質問をするだけでも、
  リプライされる可能性が高くなる
 
10 あくまで読者の感想(ツイート)なので、ホリエモン本人の宣伝感が少なく、
   第三者としてのリコメンド力がある

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本の内容自体はともかく、これこそ真のツイッター・マーケティング、
名づけて「リツイート・マーケティング」ではないでしょうか。
  
ちなみに、[site:ツイッターurl+検索ワード]のような検索の仕方をすると、
その人のツイートを特定ワードで抽出することができます。
 
経営の第一線を退いたホリエモンですが、いまだその手腕は卓越していて、
誰よりもツイッターを効果的に、使いこなしているホリエモンがいるのでした。。