USTREAM と TwitCasting 比較(iPhone編) | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

現在、iPhoneからライブで映像配信するためには、
USTREAMとTwitCastingがあります。 

 



道玄坂で働くベンチャー課長


 
先日、フットサル大会に参加した際、
実験的にこの2つを使い、配信テストを行いました。
 
機材は、iPhone1台のみです。
 
結論的には、iPhoneから配信する場合、
TwitCastingの方が圧倒的にいいです。

 

ちなみに、TwitCastingはアップデートされたばかり。
 
配信する以上、誰かに観てもらうことが前提ですが、
配信を告知する機能、またツイッター連携が安定していのが、
TwitCastingです。


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比較 ( iPhone版 )

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<ツイッター連携>
UST:△(不安定)
Twit:○ 
 
<映像配信開始時、URL送信>
UST:○
Twit:○ 
 
<ツイート時、配信URL追記>
UST:×
Twit:○
 
<ズーム機能>
UST:×
Twit:○
 
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とくに重要なのは、<ツイート時、配信URL追記>です。



道玄坂で働くベンチャー課長
 


 
これがないと開始時に一回、
URLがツイートされるだけで、以降、どんなに長く配信してたり、
ツイートしても、URLが記載されるので、
視聴者が増えることは限りなくゼロに近いです。
 
なお、実際に配信したTwitCastingの映像は、
こちらよりご覧いただけます。
 
http://twitcasting.tv/dupondts/show/1
   
フットサルが動きが激しいので、画像がきれいとは言い難いですが、
なんとか観ることはできます。


http://twitcasting.tv/dupondts/show/
 

NHK抗議デモもなかなか、おもしろいです。

 
また、音は集音マイクを使ったので、比較的クリアになっています。
 
コマ数(※)が少ないのは、3G回線を使用しているからであり、
無線LAN環境だと、概ね8-10fps、
3G回線だと、画質・音質優先モードで1-5fps 程度、
標準モードで 5-10fps となり、fpsの値が大きいほど動画として見やすくなります。
 
※fps・・・一秒間に送信する画面の数
 
つまり、無線LANではもっと高画質で配信できます。
  
USTREAMとの違いについては、
TwitCastingのサイトに、説明されているのでそのまま紹介します。
 
http://twitcasting.tv/indexhelp.php
 
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USTREAMとの違い


良く聞かれますので、他社のサービスですがお答えします。
USTREAMは高画質・大規模配信をベースとしたインフラを整えた素晴らしいサービスで、
動画としてもクオリティを追求されるならライブ配信としてベストな選択かと思います。

 

TwitCastingは、USTREAMとは対象的に、動画性能を追求せず、

どこでも手軽に使えることを追求しています。

 
USTREAM も iPhone から配信できますが、最低上り帯域が 320kbps と高く、3G回線なら、
日本の大都市圏でかつ電波の強いところで使う必要があると思います。

 

TwitCasting は上り 56kbps という低帯域でも映像と音声を配信できるように設計しています。
また電波の状況に応じて柔軟に fps、画質・音質を調整して配信していますので、
ビルの中などでも比較的頑張って配信できるという特徴があります。

 

さらに、TwitCastingは非常に遅延が少ない、
標準のブラウザで動画が確認できるというメリットがあります。

まとめると、無線LAN+パソコンでしっかりとした配信には USTREAM、
iPhone 片手にちょっとしたライブ配信には TwitCasting、
という使い分けをしていただければいいなと勝手に考えています。
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まさしく、この通りでiPhoneからであれば、TwitCastingの方が、
圧倒的に使い勝手がいいです。
 
ただ、なぜ一般的にUSTREAMがメジャーなのかといいますと、
TwitCastingは録画映像をTwitCasting上でしか、
視聴できないのに対し、
USTREAMはUSTREAMサイト上とYouTubeに直接アップできるという点です。

 


道玄坂で働くベンチャー課長

 
つまり、TwitCastingの録画をURLを個別に教えない限り、
他の人が観る可能性は限りなく低いわけですが、
USTREAMで配信しておけば、YouTubeにアップできるので、
タグをちゃんと設定しておけば、検索等でもヒットする可能性が十分あります。

(TwitCastingもアップした動画をダウンロードすれば、YouTubeにアップ可能)
 
従って、パソコンをWEBカメラを使い、ちゃんとした機材やLAN環境が
あるのであれば、USTREAMがいいと思いますが、
iPhoneでふと、映像配信したくなったら、TwitCastingがおすすめです。
 
いずれにしても、iPhoneで映像配信する場合、
恐ろしいほど、バッテリーを消耗するので要注意。
 
iPower Plus がイチオシです。

 

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iPhone所有されている方は、TwitCastingの配信は簡単なので、
一度、試されてはいかがでしょうか。

 

リアルタイムで視聴者数(Viewer数)が表示されるので、

けっこう、興奮しますよ!