ツイッター・マラソン | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

前回の東京マラソンで、Ust実況ランナーとして
話題になった英国出身ジョセフ・テイムさん。
 
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/20/news011.html


3台のiPhoneを使用。
 
1台は映像を撮影し、Ustreamに配信、
2台目はGPS機能を使い、現在位置をリアルタイムで公開、
3台目はTwitter用。
 
フォロワーは数百人増えており、ほとんどが日本人。
 
慣れない日本語でツイートしながら、注目を浴びました。
 
このレースで映像配信したランナーは、他にも2名おり、
また、ツイートしていたランナーは数え切れない人数。 
 
これは非常に新しい試みであると思います。
 
マラソンって、走ったことある人であればわかると思いますが、
大抵、30キロ当たり過ぎると、かなりつらくなってきます。
 
特に一般・初級ランナーの場合、どこかしらで歩くことがあるわけで、
身体はつらいのですが、わりとヒマだったりします。 
 
以前であれば携帯で友人とメールをやりとりだと思いますが、
それだと、受信する相手の方が大変ですし、1対1のやりとり。
 
それがツイッターだと、#tokyomarathon などで、
全員分、共有できます。
 
どうせなら、ツイッターランナー専用のマラソン大会を
企画しても面白いと思うのです。
 
参加条件は、ツイッターカウントをもっていること。
 
ハガキの郵送等は一切行わず、ツイッター上で、
事務局より随時連絡。
  
そして、大会当日、iPhone等を持参。
 
ICチップの代わりに、iPhoneのGPS機能で管理し、 
さらに、Ustした人には、特別参加賞を授与。
 
この大会においては、短い時間で完走することが、
称えられるのではありません。
 
ほかにも、「ナイスつぶやき賞」であるとか、
「最多つぶやき賞」などなど。
 
タイムもツイートで自己申告制。
 
レースナンバーの代わりに、ユーザアカウント名を
記載。(自分なら @dupondts )

これなら、目の前のランナーが何をつぶやいているか、
一目瞭然で、フォローも簡単。
 
エイドステーションには、食べ物や飲み物のかわりに、
iPhone充電スタンドや、レンタル用充電バッテリー。 
 
完走した人は、まだ走っている人をツイッター上で、
励ましのエールを送る。
 
レース後は、ツイッター上でお互い、労をねぎらいながら、
フォローしたり、されたり。
 
また、Ustするランナーがたくさんいれば、
視聴者もそれぞれチャンネルを切り替えながら、
マルチアングルでレース観戦できます。
 
5月6日時点にて、ツイッター行政区である「粒谷区」
住民は、12901名います。
 
実際のところ、フルマラソンでなくても、
5キロ、10キロで少人数で試してみるのもよさそうです。
 
「ベストつぶやき賞」を受賞した人には、
孫社長よりツイッター上でコメントと、
特典としてUstスタジオ1日利用券。
 
スポンサーとしてTwitterとランニングに
注力しているTokyoFMにお願いしてみるのも。
 
ツイッターはすべて、自発的に運営がされており、
ある意味、名乗りでれば誰でもやることができます。
 
こんなツイッターマラソン、いかがでしょうか?