QBハウスと靴磨き | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

先日、宮崎から羽田に戻ってきて、
若干時間があったので、空港内にある
QBハウスに行ってみました。
 

道玄坂で働くベンチャー課長

 
QBハウスは今回が初。
 
支払い方法はEdyか現金で、
現金の場合は吉野家みたく機械で
1000円チケットを購入。 
 
店内を見渡すと、徹底的に合理化されており、
出発便のモニターもあります。
 

道玄坂で働くベンチャー課長

 
このカットのみで1000円という事業形態は、 
数年前までありませんでしたが、ここ最近流行。
 
実はこのビジネスモデルに関しては、
大前研一氏が、かなり昔から提案していました。
 
もともとアメリカではカットのみで、
日本のオールインワンについて、こう指摘。
 
[翌日以降、効用が続くもの]
散髪
 
[翌日以降、効用が続かないもの]
ひげそり、シャンプー
 
また、カットのみで短い時間で回転率を高めることにより、
十分、収益性が見込めます。
 
自分がこのQBハウスに関し、提案したいのが、
靴磨きとの共同事業。
 
靴磨きというのは、街なかでほとんど見かけることは
ありませんが、空港にある靴磨き店は、
出張前のビジネスマンをメインに、盛況のようです。
 

道玄坂で働くベンチャー課長

 
自分で革靴も磨くのとプロにやってもらうのでは、
輝き方が大違いで需要はあると思うのですが、
どうしても、それ単体では事業として、
収益的に難しさがあります。
 
そこで自分の提案は、QBハウスと靴磨きを
セットにしてしまうというビジネスモデル。
 
髪を切ってもらっているときは、
なにもせず、じっとしているわけです。
 
なので、その時間を利用し、オプションで、
カットの時間にサンダルに、はきかえてもらい、
その間に別の人が靴を磨くというもの。
 
どんな人でも定期的に散髪しますし、
靴磨きのために、じっとしているのも苦痛で、
単体ではなく、事業領域をトランスして、
身だしなみという総合サービスを提供するのです。
 
こんなビジネスモデル、いかがでしょうか?