2003年夏、パリに旅行したときに描いた、サクレクール寺院の油絵です。
パリの一番の人気スポットであるとともに、
空港からパリに向かうとき、まっ先に見えるのも、このサクレクール寺院。
この作品を描いている時、地元の人が頻繁に話しかけてくれ、
この絵はいくらかとか、サクレクール寺院の歴史について、説明してくれたりしました。
サクレクール寺院といえば、パリを舞台にした映画「アメリ」で有名で、
描いたポイントも、ちょうど曲がりくねった階段の途中からでした。
パリの夏は、天気はいつも快晴で、カラッとしていて気持ちよく、
強い日差しの中、木陰で数日にわたり描きました。
学生時代は、ときどき油絵を描いていましたが、
社会人になってからは、忙しさもあり、油絵は描かなくなりました。
ひさびさに、自分の絵を見て、当時のことを思い出します。
画家が集う街、モンマルトル。
自分も芸術家としてパリの街に、自然と溶け込んでいたのでした。。