電子マネー経済学 | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

最近よく、コンビニでの支払いは電子マネー
(Suica、パスモ、edyなど)を使用しています。

最大の理由は、時間短縮です。
 
通常、レジ袋をもらって、現金で支払いをするときの手順。
 
1.店員がバーコードを読み込み、合計金額を表示
2.財布を取り出し、お金(札・小銭)を用意する
3.店員が商品を袋に入れる
4.商品をもらう
5.店員にお金を渡す
6.店員が、受取金額を入力し、おつりを取り出し、受け取る
 (完了)
 
しかし、電子マネーで支払い、かつ、レジ袋をもらわない場合
 
1.店員がバーコードを読み込み、合計金額を表示
2.店員が電子マネー決済用のボタンを押す
3.財布を取り出し、タッチ
4.商品をもらう・奪う
 (完了)
 
つまり、"No Bag(レジ袋不要), No Change(おつりなし)"です。
 
実際に試してみると、このスピードを実感できると思います。
 
特に、急いでいるときに有効で、
駅前のコンビニで買物し、次の電車に乗りたい時、
乗り遅れないよう一秒一刻を争います。
 
現金払いをしていた時は、急いでいるということもあり、
慌てて千円札をだしても、おつりが多く、逆に時間がかかり、
代金ちょうど、小銭があるということもありませんでした。
 
それが、これを導入したことにより、一気に解決!
 
実は、コンビニも、電子マネー決済を積極導入すれば、
客一人当たりの対応時間が短くできるわけで、
その分、レジに回す人を少なくて済み、人件費も削減できるのです。
 
したがって、電子マネーでの支払いに対し、
「2円割引」等を行っても、十分、コストに見合うと思います。
 
海外のスーパーで購入商品が少ない人専用レジがあるように、
コンビニで電子マネー専用レジがあってもいいかも。
   
「電子マネー 残高見られ 困惑し」 シチョウアタリ