仕事はスピード? | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

自分が尊敬する経営者として、
2人います。
 
1人は、ヤマト運輸の小倉昌男氏、
もう1人が、トリンプの吉越 浩一郎氏です。


特に、『2分以内で仕事は決断しなさい 』は、

重宝しています。
 
吉越氏の最大のポイントは、
「スピード」です。 
 
この本ほど、具体的かつ明確に、
スピードの重要性を書いた本はありません。
 
現に、彼は、トリンプ社長時代、
18期連続増収増益という実績があります。

 

これは、並大抵のことではありません。
 
自分自身も、仕事をすればするほど、
スピードの重要性を実感しています。 
 
スピードが遅いと、タイミングを逃すばかりか、
仕事の絶対量が少なくなってしまいます。
 
そうすると、やらずじまいの仕事が多くなり、
結果的に、ビジネスチャンス、
可能性の逸してしまっているのです。
 
本当に集中して、スピード感をもって仕事をしているときは、
緊張感もあり、心地よいもので、
逆に漫然と仕事をしているときほど、
空虚さを感じます。
  
ヤマト宅急便も、翌日配達を実現したことにより、
サービス性、付加価値が大きく向上したように、
Amazonやアスクルもそうですが、
スピードが速いというだけでも、
差別化になり、ビジネスになります。
  
この本は、単に残業しないとか、
効率化について書かれているのではなく、 
もっと仕事における本質的な部分が、
随所に確認できます。
 
自分の会社もベンチャーなので、
最近は特に、事業展開が速く、
その分、自分も責任とプレッシャーを
感じますが、きっちりやるべきことを
すべてやっていけば、たしかに、
ゲーム感覚的に楽しめる部分もあります。
 

この本は、いろんな点で、非常に勉強になりました。


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