今日から、浜松で、
「浜松国際ピアノコンクール
」が開催されます。
3年に一度の開催で、今回が第7回。
当の自分も、実は、今朝、5時過ぎの電車に乗って、
はるばる東京から浜松へ来ています。
このコンクール、たまたま音楽雑誌に、
開催概要が掲載されており、
せっかくなのでと、思い切って手配しました。
コンクールについては、著名なピアニストである、
中村紘子著『コンクールでお会いしましょう』に、
あれこれ書かれています。
きょうが初日なので、1次予選・1日目になります。
1次予選の課題曲は、次のとおり。
(1) J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集より1曲。ただし、フーガが三声以上のものとする。
(2) J.ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタより第1楽章または第1楽章を含む複数の楽章
(3) ロマン派の作曲家の作品より1曲
コンクールの特徴は、なんといっても、
多くのピアニストを一度に、かつ聞き比べをできること。
特に1次予選は、課題曲が限定されており、
その特徴が顕著に表れます。
その中でも、バッハ「平均律」には、個人的な思い入れがあり、
MyベストCDを選ぶとすれば、
それは迷わず、リヒテルの弾く「平均律」です。
バッハの曲は、全体的に暗く、宗教色が強いのですが、
聴き重ねると、その中に、多くのものを感じるようになります。
そんなわけで、今回の模様は、また、
後日掲載します。