8月22日、23日にかけて、
横浜で開港150周年を記念し、その一環で、
トライアスロン世界選手権が、
山下公園付近で行われました。
これは、世界選手権シリーズで、
1年間を通じて、各国、各都市を回り、
その日本戦が、今回、横浜でした。
(通常は、お台場です)
それに関連して、キッズの大会もあり、
同時に、「世界こどもスポーツサミット
」
というのが開催されました。
今大会は、エリート選手を含め、
20以上の国・地域より参加となっています。
このサミットは、
「フェアプレーの精神よりよい未来をつくろう!」を
テーマのもと、日本の子供たちと、世界のこどもたちが、
一緒になって、サミットを通じて、
新たな宣言文を発表、採択するのが趣旨となっています。
自分は、かつてトライアスロンをやっていた経験もあり、
せっかくの機会であると思い、
ボランティアを申込み、このサミットの手伝いを
行うことになりました。
自分の役目としましては、
開催前日の会場設営と、
当日の会場内での誘導、および、
質疑応答セッションでの、マイク係となっておりました。
とくに印象的であったのが、
質疑応答の場面で、
イスラエルから来ていた
グループの引率者が、
こういうのです。
「自分の国では、紛争が絶えないが、
トライアスロンというスポーツを通じて、
各国が、それぞれの文化等を相互理解することが、
大切ではないでしょうか」と。
この写真の左にいる人が、発言者です。
自分のイメージでは、イスラエルというと、
紛争という風に思ってしまいますが、
この写真にいるイスラエルの子供たちは、
他の国のこどもとくらべても、一番元気で、
活気があり、ある意味、やんちゃで、
紛争の陰湿なイメージとは、違いました。
サミットの最終的な宣言文がこちらです。
http://www.jtu.or.jp/yokohama/event/summit_declaration.html
過去のオリンピックみたく、
時には、スポーツが政治的目的に使われることもありますが、
その反面、いろんな意味や、次元において、
スポーツの持つ力、影響力というものを
感じた今回のこどもサミットでした。