人は、どこに移動するにも足をつかって歩きます。
普段生活していて、自転車に乗らない、
車を運転しない、電車に乗らないひとはいても、
1日一歩もあるかないというひとは、
寝たきりか、車椅子の人を除いて、いないと思います。
それだけ、歩くという行為は、生活に密着しています。
しかし、自分はこの歩くのが、どうも苦手なのです。
どうして、足の指先にローラーが付いていないのかと、
疑問に思ってしまいます。
二足歩行というのは、手が空くので、
非常に便利ですし、そのおかげで脳が発達したともいえますが、
歩くという点では、いまいちな気がします。
とにかく、歩くのが面倒なので、
普段、歩くときは、なるべく時間を短縮し、
歩数を減らすよう、大またで、歩幅を広げて歩くようにしています。
歩くテンポを上げると、あわただしく、
急いでいる感じになりますが、
大またで歩く分には、さほどそういう感じはなく、
かつ、ある程度のスピードを確保できます。
そう考えると、足が長い方が圧倒的に不利なわけで、
日本人、とりわけ自分は胴長なので、欧米人等に
比べると損をしているのです。
そこで思いついたのが、今回のアイデアです。
歩幅を大きくするのが目的で、
1つのイメージとしては、竹うまになります。
あの竹うまの手のにぎる部分がなく、
接地している30センチぐらいの部分だけを
想像してください。
あれを靴底に設置して歩くのです。
つまり、体全体が30センチほど浮いた状態で、
歩くことになります。
初めは不安定だと思いますが、
慣れればさほど問題ないと思います。
また、信号待ちの時も、左右交互に、
足踏みすれば、倒れずにすみます。
商品化当初は、それ専用の靴が必要で、
脱着にも、時間がかかると思いますが、
段々、改良が進めば、一般のスニーカーや、
革靴にも、取り付けが可能になると思います。
長さは30センチぐらいなので、
折りたたみ傘が2本、
かばんにしまっておくような状態です。
たとえば、駅から20分、
歩かねばならないとき、
これを使えば、半分くらいの10分ぐらいで、
到着することができるのではないでしょうか。
テンポ良く、リズムに乗れば、
かなりのスピードで歩けるはずです。
開発当初は、かなり街中で、
人目を気にすることと思いますが、
有名人なりが使い始め、
ブームとなれば、時間の問題です。
そのうち、軽量化がされ、
デザインも、いろんな形や装飾されたものが、
発売されてくると思います。
また、年齢や体重に応じて、
長さや太さが選択でき、
それを専任とする職業の人もでてくると思います。
この商品のネーミングはしていませんが、
こんなのはいかがでしょう?
「ジファット」
GIRAFFE(キリン)+ FOOT(足)
現在、特許申請中です。