国際会議事務局という仕事 | ~俺もないけど心配するな~

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デュープラー英語学院の代表、hisasueの気ままなブログ


私は英語教師という仕事以外に、国際会議の事務局という仕事もしている。

国際会議というのが何のことか分からない人も多いだろうが、カンタンに言えば「世界中から人が集まって論文発表をする」というものだ。

私が今請け負っている国際会議は2つあり、どちらも電波や電磁波を使った技術に関する国際会議である。

1つは来年の9月に富山で開催され、もう1つは来年の12月に横浜で開催される。

国際会議の準備には、通常2~3年という期間が必要となるので、今は既に忙しい時期にさしかかっていると言える。

そういう国際会議を開催するに当たり、対外的な窓口となったり、準備の際の事務業務を行ったりするのが「事務局」である。

私は、英語教室を開く前に3年間出版社に勤めていた。この会社で7~8つの国際会議を担当した経験がある。

この経験から、今でも当時の上司の手伝いとして、国際会議の仕事に携わっているというわけだ。


事務局の仕事内容は、基本的にパソコンに向かうものが多い。メールのやりとりはもちろん、資料を作ったり、ホームページのシステムを作ったりするのが大部分を占める。

国際会議なので、対外的な表記は全て英語となる。英語を他人に教えるのが本業の私にとっては、唯一、英語力を自分の為に使うことができる仕事と言える。これがなかなか楽しい。


国際会議の仕事をしていると、世界には様々な英語があることに気づかされる。

アジア、オセアニア、中東、ロシア、アフリカ、ヨーロッパ、南米、北米と様々な国から人が集まって、唯一の共通言語である「英語」を使って論文を発表したり議論したりする。

英語を教える上で、一体何が大切なのかを身を持って知ることができる。
教科書や文法書や辞書だけでは知り得ない英語の実態が、国際会議にはある。


例えば私の教室では、北米発音を基準とした音読・発音指導をしたり、文法の基本を徹底的に指導する。

世界に様々な英語があるのは事実だが、一番通じやすいのが北米発音であり、また一番誤解を少なく伝えられるのが基本文法に忠実な文章であろうということも、国際会議の仕事を通じて感じることだ。


そう言うと「アメリカ英語帝国神話だ」と批判する人もいるが、実際に北米発音で通じないことの方が稀だ。

それは国際会議でなくても、旅行や海外出張でも同じことだと思う。

通じにくい発音でブロークンな英語で良いのは初級レベルのうちであって、上達するに連れてブロークンでは間に合わないと感じるようになるのが普通だろう。

どうせ英語を学ぶなら、通じやすい発音で、通じやすい文の作り方をはじめから学んだ方が良いではないか。

英語を教える上で、どのような英語力が世界で必要とされているかを教師が知ろうとすることはとても大切だ。

国際会議の仕事は、そういう貴重な機会を私に与えてくれるのだ。